『プロポーズ』(1999年)
この作品はゲーリー・シニョール監督、クリス・オドネル、レニー・ゼルウェガー主演のロマンティック・コメディです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品はプロットとキャストで見ました。この作品のオリジナルのバスター・キートン主演の『セブン・チャンス』(25年)は見ていますがホトンド忘れています。
1999年 ニューラインシネマ アメリカ作品
原題◆The Bachelor
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
プロット 結婚しようと悪戦苦闘する話しのようです。
キャスト
クリス・オドネル→独身のジミー・シャノン
レニー・ゼルウェガー→ヒロインのアン
マーリー・シェルトン→アンの妹のナタリー
レベッカ・クロス→証券取引所のステーシー
ステーシー・エドワーズ→待つタイプのゾーイ
マライア・キャリー→オペラ歌手のアラナ
サラ・シルバーマン→万年女学生のキャロリン
ジェニファー・エスポジート→警官のダフネ
キャサリン・タウン→コックのモニーク
ブルック・シールズ→水族館のバックリー
アーティ・ラング→相棒のマルコ
ハル・ホルブルック→後見人?のロイ
エドワード・アズナー→弁護士
ジェームズ・クロムウェル→神父
ピーター・ユスティノフ→変人の祖父
ゲーリー・シニョール監督の演出はよいと思います。
プロローグにて。
マスタングは牧草を求めると前説があります。どんな牧草だ?
最初に出ていたの彼女が後でクリス・オドネルが最期にプロポーズしていたコックのモニークのようです。で、プロローグでクリス・オドネルがこの人を振ったところでレニー・ゼルウェガーと知り合ったとなっている。その後のプロポーズ大作戦で最初に出ていたの彼女に振られて丁度一巡するわけですか。なるほど。
サンフランシスコが舞台です。
ちゃんと坂道を効果的に撮っているロケがいい。
サンフランシスコのロケがいい作品というと『めまい』(58年)、『ダーティハリー』(71年)、『タイム・アフター・タイム』(79年)、『コピーキャット』(95年)等が印象に残っています。
プロポーズ失敗が都市伝説となったり、リムジンに牧師を乗せて突撃する等々、クリス・オドネルの悪戦苦闘ぶりが見どころでした。
四苦八苦のクリス・オドネルはあまり役に立たないアドバイスを連発する3人のオヤジのサポートを得てプロポーズ大作戦となっています。
クリス・オドネルはレニー・ゼルウェガーの妹役マーリー・シェルトンの方がお似合いに見えたりします。レニー・ゼルウェガーでは年上女房といった感じ。
サポート陣は豪華でした。
前から童顔のハル・ホルブルックは歳を取っても童顔でした。この人は『ダーティハリー2』(73年)のハリーの嫌みな上司でおなじみです。
ジェームズ・クロムウェルの神父は黙って座ってるだけで、プロポーズ大作戦によく付きあっていました。
ヒロインのレニー・ゼルウェガーは個性的といった感じ。特に美人ではないのですが奇妙な平凡さが特徴と思えます。私の好みではありません。
他にもスター予備軍の女優さんが多く出ているように思えます。よさそうな人が出ています。ブルック・シールズはもう評価の定まったスターだからいいんです。
レニー・ゼルウェガーの妹役のマーリー・シェルトンは『カラー・オブ・ハート』(98年)でモノクロの世界でのトビー・マグアイアのガール・フレンド役で出ていました。黄色い服に赤い傘の女の子で結構目立っていてスターになれそうと思ったがそうでもなかった。それでも出演作は途切れていません。→『クライムチアーズ』(2001年)、『バレンタイン』(2001年)、プロローグだけで少ししか出ていない『シン・シティ』(2005年)等を見ています。
ジェニファー・エスポジートは他の作品でもよく見ています。特にファンではないのですが偶然によく出ています。→『犯罪潜入捜査官』(2000年)、『ドラキュリア』(2000年)、『恋のトリセツ 〜別れ編〜』(2004年)等を見ています。
サラ・シルバーマンはTVのスタンダップコメディアンで有名だそうです。
映画にもちょこちょこ出ています。→『恋のから騒ぎ』(98年)、『スクリュード ドジドジ大作戦』(2000年)等を見ています。
時間のサスペンスはあまりなくて、どうしたらヒロインを納得させるのかがポイントになっていました。オリジナルとは違っていますがこれでいいと思います。
この作品の邦題はビデオにしたついでに『クリス・オドネルのプロポーズ大作戦』にした方がいいと思えます。
そんなわけで水準なロマンティック・コメディのよい作品でした。キャストが豪華なのがよかった。
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