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2007.02.18

『チェーン・オブ・ファイア』

この作品はニュートン・トーマス・シーゲル監督、レイ・リオッタ、ジョン・レグイザモ主演の放火サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品はレイ・リオッタとジョン・レグイザモが出ている放火サスペンスと思って見ました。

2002年 ニュー・レデクション・ピクチャーズ/HBOフィルムズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆Point of Origin
プロット◆ 放火犯人を追うのに失敗する話しのようですす。
音楽◆ジョン・オットマン
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。

キャスト
レイ・リオッタ→ベテラン捜査官のジョン・オア
ジョン・レグイザモ→若手捜査官のキース
バイ・リン→4人目の奥さんワンダ
イリーナ・ダグラス→浮気相手のケイト
コルム・フィオレ→火器局のボス マタサ
クリフ・カーティス→火器局のマイク ラテン系

ニュートン・トーマス・シーゲル監督の演出はよいと思います。
これは実話ですと前説が付きます。

始まったとこでレイ・リオッタとジョン・レグイザモは捜査する方のキャラでした。てっきり両方とも放火する方だと思ったからこれは意外です。

レイ・リオッタ扮するベテラン捜査官のジョン・オアの腕利きだという捜査活動の描写があります。
逆回転やら合成やらで回想というか推測のシーンとなり時間が戻ります。こういう描写は好きです。
レイ・リオッタがベテランでジョン・レグイザモが若手となっています。現場で捜査活動の指導もやっています。
消防捜査官と警察とは仲が悪いとなっています。なわばり意識が原因のようです。

早回し多用で現場の再現や捜査活動のモンタージュがあります。
モノクロにパートカラーのようにもなってて燃える火だけがカラーになっているます。

目撃者からの聞き取り調査をします。というよりこれは訓練?
で、目撃者の証言は質問者の誘導でいかようにも変わります。その目撃した描写ですがデジタル技術のおかげで証言の通りに髪の色は赤毛から黒に変えられます。
人間の記憶があてにならないことがよくわかります。江戸川乱歩の短編でそんな描写があったような憶えがあります。→おそらく『何者』だと思われます。

ベテラン捜査官のジョン・オアは4度目の結婚をしていて娘が2人います。捜査活動で忙しくて家庭を省みないキャラとなっています。
タイプライターは人差し指打ちです。これはよくある描写です。
メガネとヒゲと白髪交じりのいつもと違うタイプのキャラを熱演しています。
4人目の奥さんはアジア系。→『レッド・コーナー 北京の二人』(1997年)のバイ・リンでした。結構有名な女優さんではないですか。

途中で度々犯人放火のシーンが入ります。
ナンパする犯人、アーロンと名乗ります。簡単に断られると次のシーンでは火事となります。断られた腹いせに放火したと思われます。
TVニュースに出ているジョンを見ている犯人。これは伏線と思ってしまいます。

現場に残された指紋からジョンに容疑がかかります。信じないキース。ジョンを尾行するキース。ジョンは怪しい行動をしてて浮気もしています。
浮気相手のケイトはイリーナ・ダグラスが演じてるので特別なキャラだと思ったがそうではなかった。イリーナ・ダグラスは結構有名な個性派の女優さんです。

ナンパに失敗した女性をストークする犯人。女性のアパートに押し入り放火します。縛ったのに何もしないとはこの犯人はインポなのか?。

パーティで寄付を募るスピーチをするジョン。見事なスピーチでカリスマ性を発揮しています。
ここで奥さんと浮気相手がバッティングします。3人の写真を撮るキース。意味深ですがこれは別に伏線にはならないシーンでした。

容疑者となり隠しカメラにガンマイク装備のワゴン車他1台の監視がジョンの自宅に付きます。
自分のクルマに位置を知らせるトランスミッターが付けられていることに気づくジョン。浮気のことからと思うが放火犯の容疑者にされていることに気づきます。

タイプライターの文字を打つハンマーの超クローズアップショットから実は毎晩遅くまでタイプしていたのは小説を書いてたと奥さんにわかります。
このシーンは面白い。この作品はあちこちに面白いシーンが入っています。単調にならなくていい。
黙って原稿を読んでいる奥さんを発見するジョン。ここは『シャイニング』(1980年)の引用となっています。
どのような小説なのかがCGを使った面白い描写で表現されます。こういう描写は好きです。

ある日、出勤するジョン。
ですがクルマに乗るとこを警官隊に囲まれて逮捕されます。ここでお遊びの描写なのか2挺拳銃で撃ちまくるジョンのシーンとなり警官隊を片づけてしまいますが、これはあくまでも空想ということで実際は逮捕となります。で、家捜しされて色々と不利な証拠が出てきます。銃器から浮気の数々の写真とか。

拘置されて奥さんと面会のシーンとなり真摯な態度で対応するジョン。
ですが浮気相手とも全く同じ態度で接していたりします。上の娘にも同じく。ここでは誰でも丸め込んでしまうカリスマ性を発揮しています。レイ・リオッタが演じれば説得力充分です。

そして裁判となります。ジョンの書いた小説だけが証拠で検事側が勝てるのかと思えますがジョンは有罪となり4年の刑で服役となります。
それでも放火件数が減ったからいいとなるようで結果オーライの典型となっています。
途中から犯人は野放しでどうなるのかと思ったいたら、そのまま野放しで終ってしまいました。だから前説に実話と出たのかと納得したりします。


そんなわけで私の好きな凝った描写がたくさん入ってて役者も好演のよい作品でした。後味のことははあまり考えないようにしまょう。

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