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2007.01.20

『サイレントヒル』

この作品はクリストフ・ガンズ監督、ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ジョデル・フェルランド主演の母子ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2006年 フォーカス・フィーチャーズ/デイビス・フィルムズ カナダ=日本=アメリカ=フランス作品
ランニング・タイム◆126分
原題◆Silent Hill
プロット◆子供を追って捜す話しのようです。
音楽◆ジェフ・ダナ
松竹/ポニー・キャニオン発売のDVDにて。画質はよいです。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはワイド。上下黒味あり。

キャスト
ラダ・ミッチェル→シャロンの母親ローズ
ショーン・ビーン→ローズの夫クリストファー
ローリー・ホールデン→白バイのシビル・ベネット巡査
デボラ・カーラ・アンガー→アレッサの母親ダリア
キム・コーテス→トーマス・グッチ警部
ターニャ・アレン→ホテルと教会のアナ
アリス・クリーグ→魔女狩りの首謀者クリスタベラ
ジョデル・フェルランド→ローズの娘シャロン/ダリアの娘アレッサ/アレッサの分身

ゲームの映画化だそうですが、私はゲームは全くやっていません。ゲームには関係なく面白そうなので見ました。

クリストフ・ガンズ監督の演出はよいと思います。
全体的にハッタリが効いてていい感じに仕上がっています。
アナログな特撮や着ぐるみとデジタル技術を上手く組み合わせているようです。こういうとこに監督のセンスが発揮されるのです。

見終わってからクリーチャーのデザインがパトリック・タトポロスとわかる。なるほど『ピッチブラック』(2000年)のクリーチャーと感じが似ています。

ラダ・ミッチェルは『ピッチブラック』での熱演でお馴染です。
で、ラダ・ミッチェル扮するローズの服装は・・・
コートを羽織っています。
グレイの薄くてゆるいトップ、茶色っぽい薄い前が開いてるサマーセーターのようなもの。
プリーツでフレアのスカート。
黒いロングブーツ。

この作品はママが娘のために奮闘する話しなんです。
実の娘ではなく養女なんだけど、そんなこと関係なくママぶりを発揮しています。いいじゃん。

ショーン・ビーンが出てれば怪しい、多分何かがあると思ってしまいます。それとも単なるボンクラかロクデナシでしょう。
デボラ・カーラ・アンガーは全然いいとこないじゃん。セクシー系だったのに。

子役のジョデル・フェルランドはこの作品では普通の出来でした。
主役を務めているテリー・ギリアム監督の『ローズ・イン・タイドランド』(2005年)はなかなか壮絶な作品となっています。

本編です。
唐突に始まります。
娘のシャロンを探す母親のローズ。
シャロンは崖の上にいます。夢遊病らしい。
道端の排水溝からいきなり断崖絶壁の滝になっています。そんなバカなと思うけど、まあ映画だから。
ラダ・ミッチェルがシャロンの母親ローズ。
ショーン・ビーンがローズの夫クリストファー。

タイトル。

絵を描いている娘のシャロン。
絵を見るローズ。

シャロンの夢遊病を治すにはサイレントヒルへ行くとするローズ。
クルマで出かけます。ジープのワゴン。
サイレントヒルはウエスト・バージニアにあるらしい。
インターネットで調べていました。コンピュータはマックです。ハリウッドだから。

セルフのガソリンスタンドに寄ります。
白バイ警官に目を付けられます。

夜、クルマで移動中のローズと娘シャロン。
白バイに止められるが振り切ってサイレントヒルに突入します。
俯瞰で夜の山坂道を登るシーンは何となく夢に出そうなシーンです。これはいい。

金網の門を強行突破するジープ。
人を撥ねそうになってクルマを急停止させるローズ。
ブラックアウトとなります。

目が覚めるローズ。シャロンがいません。
外は雪ではなく灰が降っています。ここはサイレントヒルです。
ローズの回りを廻るカメラ。
シャロンらしき人影を追うローズ。

サイレンが鳴り響きます。溶暗となります。
暗い街です。ジッポーのライターの灯を頼りに移動するローズ。
クリーチャーが大勢出てきます。逃げるローズ。
危ないとこで溶暗となります。

明るくなっています。
ジュークボックスがあります。ここはボーリング場です。
ローズが外にで出ると街の外れは崖になっています。何となく『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)のようです。
誰かいます。ホームレスの老婆。これがデボラ・カーラ・アンガー扮するアレッサの母親ダリアです。
ダリアは娘アレッサの話しをしています。ロケットの写真を見て自分の娘だと言っています。
かかわりたくないので離れるローズ。
アレッサって誰?→まだ全然なんのことやらわからない状況です。

夫のクリスが捜しに来ます。クルマはBMW。
同じセルフのガソリンスタンドで主人に色々と聞いてます。

クルマに戻るローズ。電話をかけます。
ここで白バイの女警官 シビル・ベネット巡査に逮捕されてしまいます。

橋にて。警察と遭遇する夫のクリス。
トーマス・グッチ警部と話しをするクリス。
警察からローズのジープは見つかったと言われています。
ベネット巡査も行方不明になっているようです。

手錠をかけられたローズを連行しようと歩いたら断崖絶壁に辿りつき面食らうベネット巡査。
クルマ付近でローズとシビル・ベネット巡査にクリーチャー1体が迫ります。
シビル・ベネット巡査が撃っている隙に逃走して街に向かうローズ。
クリーチャーに発砲となるシビル・ベネット巡査ですが妙な液体を吐きつけられてヘルメットと革ジャンを失います。

ローズはジープで急停車で額に傷を負っています。
ベネット巡査は白バイで転倒して額に傷。
女性2人とも額に傷を負ってる設定なのです。監督の趣味か?

ローズは後ろ手の手錠を脚にくぐらせて手錠を前にして行動しやすくしています。
こういう描写が結構気になったりします。

バス停の路線図を見て目的地のミッドウィッチ小学校を探しているローズ。
これもゲーム原作のアレかい。

ミッドウィッチ小学校にて。
ここに入るローズ。事務所を家捜ししています。
鍵束と懐中電灯をゲットする。懐中電灯の電池は切れてなかった。使えます。
ニット、ゆったりとしたスカート、黒いブーツ。普通の服装のローズ。
パンプスではなく動けるブーツでよかったとなります。

クリスとトーマス・グッチ警部が捜しに来ています。

クリーチャーが迫り逃げるローズ。
主観ショットカットバックを使っています。もっと徹底して使った方がいいと思えます。これは途中でカメラが主観ショットカットバックから離れてしまうことをいってます。そうなるとエモーションが削がれてしまうのです。状況描写が必要なのもわかりますが、そこは上手くやってほしいのです。

教室の机にアレッサ・ギレスビーの名があります。
シャロンらしい人影はチラチラ姿を見せるけどすぐに逃げてしまう。
女の子の人影を追ってトイレに入るローズ。

トイレには謎の死体があります。
ここでサイレンが鳴り響きます。壁がはがれ落ちて世界が変る。CG全開で世界が変わります。
トイレの死体が追って来ます。逃げるローズ。

クリスとトーマス・グッチ警部は捜しています。
ローズとクリスは座標的には近いけど、世界が違うのかコンタクト出来ません。

ようやくベネット巡査と合流するローズ。
危ないとこをシビル・ベネット巡査に助けられるローズ。
ようやく手錠を外されるローズ。
巨大な刃でドアに穴が開けられます。不気味な虫が侵入してきます。
危ないとこで時間が来たのかクリーチャー連中がいなくなり元に戻ります。
手がかりからホテルに向かうローズとシビル・ベネット巡査。

グランド・ホテルにて。
ホテルに入ります。
初登場キャラのアンナがいて老婆ダリアを追い出しています。
これを止めてアンナから話を聞きます。
手がかりから111号室へと向かうローズら3人。

ブラームス公文書館にて。
旦那は無断で公文書館に入っています。
このへんはカットバックが全開となっています。
ところで旦那の世界では雨がよく降っています。
アレッサ・ギレスピーの写真を見つけています。で、施設に電話しています。

グランド・ホテルにて。111号室はない。
絵の裏に111号室へのドアがありました。入ります。抜け穴から隣のビルに入ります。
女の子を見つけるローズ。幻覚なの?

またサイレンが鳴り響きます。
アンナの案内で急いで教会に向かいます。
教会に逃げるローズら3人。他にも大勢逃げてきます。
ローズがダリアと話し込んでモタモタしてたのでアンナがクリーチャーにやられます。なんでそうなるのといい迷惑です。このモタモタぶりは見てていらいらしました。そこが狙いかもしれないけど。

教会に入ったら魔女扱いとなるローズとベネット巡査。
吊るし上げというか魔女裁判になりそうです。
リーダー格のクリスタベラが祈ります。演じているアリス・クリーグですがキャサリン・ヘップバーンにそっくりです。
そうなるとキャサリン・ヘップバーン主演のスクリューボール・コメディ『赤ちゃん教育』(1938年)でも見たくなったりします。

孤児院に入るクリス。
尼僧を詰問しているとこにトーマス・グッチ警部が来ます。
トーマス・グッチ警部の30年前の事情説明というか、ムショが自宅かどっちを選択すると脅かされることになる。
これでショーン・ビーンはほぼ退場となります。どうやらこの作品ではボンクラなキャラのようです。

教会にて。
ローズの訴えで町を捜索することになります。
作業服に着替えてる面々。

学校ではなく病院にて?
地下深くのB151が目標地点です。
この見取り図を暗記した方が身のためだと言われるローズ。で、掲示板を見て目標への経路を必死で覚えるローズです。

エレベーターで降りる前に光に反応すると注意を受けています。
ここでロケットの写真からアレッサのことだとバレて止められます。
アレッサの関係者とバレて止められるとこを無視して地階へのエレベーターに入るローズ。
地下にローズを行かせたシビル・ベネット巡査は捕まります。袋だたきになってるベネット巡査。

ローズはエレベーターで降下しています。
降りているというよりホトンド落下に近い。

エレベーターを出て地下を移動するローズ。
暗記してる順路を進んでいます。

ナースのゾンビ集団と遭遇します。
このゾンビ集団ですが、なかなかファンキーな動きでいい感じ。
光に反応すると前振りがあったのでそれに従ってここを突破するローズ。
このナースゾンビ軍団はCGではなくメイクと着ぐるみでやっています。ですから凝固するのは俳優さんの演技でマジで止まってることになります。
そうなると微妙に動いたりしてて、これがかえって不安定な感じで出て効果的になっています。偶然なのか計算してるかは不明です。
懐中電灯は消したのに何故か同士打ちをやってるナースゾンビ軍団。返り血を浴びてるローズ。
懐中電灯を点けたまま置いて、移動を続けるローズ。

迷路も突破して光の中、目的地B151に到達するローズ。
ホワイトアウトというか溶暗の反対でシーン転換となります。
アレッサから事情説明を聞くローズ。真実とは・・・
半端な火あぶりになったアレッサを助けたのはトーマス・グッチ警部だったようです。ですから手のひらに火傷の跡があるわけです。

ロースの服はいつのまにか赤くなっています。
ナースのゾンビ集団の返り血を浴びてるからだと思われます。
アレッサの分身がローズの中に入って一体化してます。

グランド・ホテルです。
追われているシャロン。捕まって教会へと連行されます。

教会です。
ハシゴに縛りつけられているシビル・ベネット巡査。火あぶりとなります。

シャロンも火あぶりとなるとこでローズが来ます。
赤い服になっているローズ。『風の谷のナウシカ』(1984年)みたい。色の変り方は違うけど。
何だかんだあって何とか無事なローズとシャロン。このへんはかなりグロい描写となっています。

停めてあったジープに辿りつくローズとシャロン。
走り始めると断崖絶壁は道路になりました。

ジープで帰宅の道を行くローズとシャロン。
ようやく帰宅し自宅に入ってもクリスと会えません。
母子はクリスとはまだ世界が違うのかコンタクト出来ていないような。
エンドとなります。

後タイトルでの主要キャスト紹介は音楽とシンクロしていい感じ。こういうのは好きなんです。
後タイトルの最後に付けたしで土屋アンナのイメージソングのタイトルが入っています。このDVDのマスターは日本公開版から起こしているのか。やだな。


そんなわけで結構怖い。子供が1人で見たら後で寝られなくなりそうなよい作品でした。

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