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2006.08.15

『ウエストワールド』

この作品はマイケル・クライトン原作、脚本、監督でジェームズ・ブローリン主演のSFアクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1973年 MGM アメリカ作品
ランニング・タイム◆89分
原題◆Westworld
プロット◆遊び先のロボットが故障してひどい目にあう話しのようです。
音楽◆フレッド・カーリン
ワーナー発売のDVDにて。画質は非常によいです。

キャスト
ジェームズ・ブローリン→ヒゲの客ブレイン
リチャード・ベンジャミン→リピーターの客マーティン
ユル・ブリンナー→西部のガンマン406号
ディック・パン・パッテン→西部の客
テリー・ウィルソン→西部の保安官
マージェル・バレット→西部のミス・キャリー
リンダ・ゲイン・スコット→西部の娼婦アーレット
ノーマン・バートールド→中世の客
ビクトリア・ショウ→中世の女王
マイケル・T・ミクラー→中世の黒騎士
アンネ・ランドール→中世の召使いダフネ
ジュリー・マーカス→中世の牢獄の女

マイケル・クライトン監督の演出はまあまあだと思います。
原作と脚本から監督も担当しています。一発アイデアの話しだけで全体的にはそんなに面白くはないです。

プロダクションデザインは1970年代当時のそれなりの未来となっていて今となっては古くさくなっています。これは案外と致命的なような。ホントによい作品なら古くさくはならない筈です。

女優さんは知らない人ばかりでした。若い時の無名で後のスター女優さんが出ているかと思ったがホントに無名な人ばかりでした。これはかなりマイナスとなります。


プロローグはデロス社のレジャーランドの紹介で訪れた客のインタビューがあります。3つのワールド、古代ローマ、中世13世紀のヨーロッパ、ウエスタン1880年代とそろっていて楽しめました。となっています。

2人の男がレジャーランドにやって来ます。普通の旅客機ではなく何となく未来風になっています。この旅客機は全体が見えないのでよくわからん。
2人は西部の世界ウエストワールドへと行きます。西部のコスプレをして駅馬車で町に到着となります。
リチャード・ベンジャミン扮するリピーターの客マーティンの案内で話しは進行します。酒場でユル・ブリンナー扮する黒ずくめの西部のガンマン406号が登場して絡んで来てジェームズ・ブローリン扮するブレインに撃ち殺されます。これがウエストワールドだとなっています。
ユル・ブリンナーはロボット風の演技となっています。他の作品とあまり変わらなかったりして。

ウエストワールドのリボルバーは安全装置が付いてて熱反応がある人間だと発射しないようになっているとのことです。熱反応だけとは頼りないような気がしますが。
夜中になるとデロス社のスタッフがやって来て後片づけをやってロボットを回収して修理をやっています。
修理中のロボットはあまり質感がなくてスカスカで中身が詰まっている感じがしません。これはマイナスです。

コントロールルームにて。
ロボットの故障が増加していると伏線を張っています。故障が少ない筈の中央ユニットの故障も多いとのことです。原因は不明。
コンピュータは大型リールの磁気テープを使っています。1970年代当時でも古い過ぎると思えてしまいます。実際はこれでよかったのかな。

朝になってガンマン406号は2人のいるホテルにお礼参りにやって来ますがブレインにやられて返り討ちとなります。
この件で何故か捕まるブレイン。牢屋に入れられます。で、マーティンの手引きで脱獄するブレイン、町の外に出ます。

町の外でガラガラヘビに咬まれるマーティン。
これはおかしいとデロス社のスタッフがヘビを回収して調べます。結局原因不明となっています。

西部の酒場では名物の乱闘となります。かなり間延びしていています。
中世で客が召使いの女に手を出すが拒否される。これはおかしいと調べますが原因不明となっています。

本格的に異変が起きてロボット達が狂い始めます。
中世では客が黒騎士ロボットに殺されます。デロス社のコントロールルームで主電源を切りますがロボット達は予備電源で動いて手遅れとなります。
西部ではまたユル・ブリンナーのガンマン406号が登場して今度はオレに撃たせろとマーティンがお気楽に挑んだら逆に撃たれて死に至ります。

デロス社のコントロールルームは酸欠状態となっています。
故障してからのロボットは作動音を大げさに付ければもっとよかったような。何だか作動音とも効果音とも音楽ともつかない音が時々入っているだけです。首尾一貫していません。

ユル・ブリンナーのガンマン406号の主観ショットはブロック化されていて的は熱反応で判断しているようです。
必死で逃げるブレイン、追うガンマン406号。
町の外でブレインは修理班の男に会ってガンマン406号の弱点を聞きます。顔に酸をかければ効果があるかもということです。

区画をまたいで逃げるブレインは古代ローマワールドに入ります。ここで通風口のようなとこから地下に入ります。コントロールルームにたどり着くがドアを開かず内部は全滅状態となっています。
修理作業ルームに入ります。ここで塩酸と硫酸を見つけます。
ブレインは修理待ちのロボットの振りをして待ち伏せてガンマン406号の顔に酸をかけることに成功します。熱反応はどうしたと突っ込みを入れたくなりますがまあいいでしょう。

中世ヨーロッパワールドに入るブレイン。
ガンマン406号はまだ追ってきます。松明に紛れて音をたてずに引きつけて松明で火をつけるブレイン。
牢で鎖で拘束されている女を助けるブレインですが水を飲ませたとこで女はロボットとわかります。このシーンは印象に残ります。
段々と無表情になっていくブレイン。これはいい。
黒焦げになってもまだ追ってくるガンマン406号がようやく停止し無表情でへたり込むブレイン。これでエンドとなります。
結局暴走した原因は不明のままです。オチがないじゃん。


公開当時は傑作だと思っていましたが今見るとあまりたいしたことはありません。1発アイデアの設定とガンマン406号のユル・ブリンナーだけで持っています。
そんなわけでごく普通のSF作品でした。


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