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2006.08.29

『キャット・ピープル』(1942年)

この作品はジャック・ターナー監督、シモーヌ・シモン主演のカルトなSFドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
ナスターシャ・キンスキー主演の『キャット・ピープル』(1981年)のオリジナルの作品です。

1942年 RKOラジオ・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆73分
原題◆Cat People
プロット◆キャット・ピープルは妄想ではなかったという話しのようです。
音楽◆ロイ・ウェッブ
IVC発売のDVDにて。画質はそれなりに悪い。

キャスト
シモーヌ・シモン→猫族のイレーナ・デブローナ
ケント・スミス→平凡な会社員のオリバー・リード
ジェーン・ランドルフ→会社のアリス
トム・コンウェイ→精神分析医のジャド先生
男優の方々はイマイチ魅力に欠けるような。やはりB級作品のせいですか。

ジャック・ターナー監督の演出はよいと思います。
ヒロインが動物園で黒豹をスケッチしているとこから始まります。これは1982年版でもありました。
モノクロ作品で全編フィルムノワール調で通しています。途中から精神分析医が登場してニューロティックスリラー調にもなっています。両方とも私の好みなのでいいです。
1982年版のリメイクとはかなり違う話しでアンハッピーエンドになってました。これではヒロインがかわいそうです。

シモーヌ・シモンは甘い、いい声をしています。
可愛がろうとしたらカナリアが死んでしまいショックを受けて精神分析医にかかります。
当時としてはエロチックなシーンなストッキングを脱ぐシーンとか入浴シーンがあった。さすがB級作品。でもいいです。
夢をみるシーンはアニメも使っていました。このへんがニューロティックスリラー調です。
かわいそうにヒロインは1人きりとなって死に至ります。


リメイクの1982年版は役名は同じにしたようで断片的なとこだけオリジナルと同じですが話しはかなり変更してあります。1番大きい変更はある種のハッピーエンドにしてあるとこです。
1982年版はヒロインが黒いドレスの女性に話しかけられるシーンがありました。
室内プールでもう1人のヒロインを脅かすシーンもありました。
オリジナルでは男の仕事は設計製図でした。リメイクとは違います。リメイクは動物園の園長になっていました。リメイクの方があちこちにシーンが飛ばないのでいいと思えます。
ニューオーリンズのロケがよかったリメイクに対してオリジナルはセット撮影でした。
結構リメイクはいい出来と思います。だいぶ贔屓が入っていますけどヒロインのナスターシャ・キンスキーだけでも見る価値があります。
『キャット・ピープル』1982年版


タイトル。
出演者の名前はまとめて出ています。何となくB級な感じ。
前説字幕あり。

動物園にて。
スケッチをしているシモーヌ・シモン扮するイレーナ。
男と知り合います。ケント・スミス扮する会社員のオリバー・リード。
あっさりと知り合ってしまいます。話が早くていい。

イレーナのアパートです。
イレーナとオリバー・リード。
いい声をしているシモーヌ・シモンです。聞いてるだけでいい。
セルビアのジョン王と魔女の話が出ます。

C.R.クーパー造船会社にて。
会社員のオリバーはここに務めています。
イレーナーにプレゼントする猫を買っています。

イレーナのアパートです。
何故かなつかない猫です。猫とは相性が悪いイレーナです。

ペットショップにて。
猫をカナリアと交換するつもりのオリバー。
イレーナが入ると動物達が騒ぐのでオリバーが中に入ります。
カナリアと交換となります。

イレーナのアパートです。
結婚しようとオリバー。話が早い。
イレーナの出身地の伝説は関係ないと言ってるオリバー。

セルビア・レストランにて。
結婚したらしいイレーナとオリバー。祝福されています。
黒い服を着た女性に話しかけられるイレーナ。

イレーナのアパートです。
まだセックスはダメよとイレーナ。1940年代なので直接は言ってはないけどそんな感じとなっています。

動物園にて。
係員と話しのイレーナ。黒ヒョウについて。

イレーナのアパートです。
スケッチをしているイレーナ。
イレーナが触れたらカナリアが死にます。

動物園にて。
カナリアの死骸を黒ヒョウにやっているイレーナ。

イレーナのアパートです。
オリバーと話し込みます。
カナリアの死骸を黒ヒョウにやったのは無意識だったとイレーナ。
全部妄想だとオリバー。あくまでも迷信だと思っています。

トム・コンウェイ扮する精神分析医のジャド先生にかかるイレーナ。
セックスしたら黒ヒョウになって相手を殺す。等々と喋るイレーナ。
このへんはニューロティックスリラー調になっています。

イレーナのアパートです。
帰宅するイレーナ。オリバーの会社の同僚アリスがいます。
これで機嫌が悪くなるイレーナ。
オリバーと口論となっています。

夜の動物園のイレーナ。
帰宅したとこで心配しているオリバーが待っています。

C.R.クーパー造船会社にて。
アリスと話し込むオリバー。

動物園にて。
黒ヒョウを見てるイレーナ。
精神分析医のジャド先生が来ています。

イレーナのアパートです。
気まずい雰囲気のイレーナとオリバー。

C.R.クーパー造船会社前にて。
食堂に寄るオリバー。

社内のアリス。
会社を出て食堂に寄ります。食堂にて話し込むオリバーとアリス。
ここをイレーナが伺っています。

食堂を出たアリスを尾行するイレーナ。
バスに乗るアリス。
動物園では羊が殺されています。
タクシーに乗るイレーナ。

イレーナのアパートです。
帰宅するイレーナ。風呂に入ります。
ここはお楽しみのシーンとなっています。入浴シーンは付き物なのです。

寝ていて夢を見るイレーナ。
黒ヒョウ。カギ。アニメを使っています。現在ならCGで何でも出来ます。足りないのは映画的才能と想像力だけです。

動物園にて。
黒ヒョウの檻のカギを取るイレーナ。

博物館にて。
イレーナ、オリバー、アリス。

プールに入るアリス。
尾行しているイレーナ。
そんなわけで物の怪におびえるアリス。

また精神分析医のジャド先生にかかるイレーナ。
あくまでも妄想だとしている先生です。

イレーナのアパートです。
オリバーを迎える用意のイレーナ。やり直すつもりのようです。
帰宅したオリバーは悪い知らせを持ってきました。別れようとなります。
1人にしてほしいとイレーナ。

食堂にて。
相談中のオリバー、アリス、ジャド先生。

イレーナのアパートです。
イレーナの帰宅を待つオリバー、アリス、ジャド先生。
戻らないイレーナ。

C.R.クーパー造船会社にて。
オリバー、アリス、無言電話から黒ヒョウがやってきます。
ここは何とか逃れるオリバーとアリス。

イレーナのアパートです。
待っているジャド先生。アリスから警告の電話が入ります。
そこにイレーナが戻ります。
イレーナにキスをするジャド先生。黒ヒョウとなるイレーナ。

アパートに戻るオリバーとアリス。
大騒ぎになっています。
階段の影に隠れているイレーナ。オリバーに別れを告げます

動物園です。
黒ヒョウの檻を開けるイレーナ。
檻を飛び出す黒ヒョウはイレーナに手をかける。倒れるイレーナ。
黒ヒョウは表に出たとこでクルマに轢かれます。

黒ヒョウとなって死に至るイレーナ。
この場から立ち去るオリバーとアリス。
字幕が出てエンドとなります。


そんなわけで、私は1940年代のフィルム・ノワールが好きなので非常によい作品でした。


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