『真夏の出来事』(1996年)
この作品はジム・ウィルソン監督、キャメロン・ディアス主演のブラック・コメディです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1996年 ティグ・プロダクションズ/インター・メディア・フィルムズ/マジェスティック・フィルムズ・プロ アメリカ=英国作品
原題◆Head Above Water
プロット 死体を片づけようとして色々とある話しのようです。
スカイパーフェクTV360スーパードラマTVにて。画質はよいです。
音楽 クリストファー・ヤング
キャスト
キャメロン・ディアス→元ヤンキーのナタリー
ハーベイ・カイテル→判事のジョージ
クレイグ・シェーファー→画家のランス
ビリー・ゼイン→やくざな男ケント
ジム・ウィルソン監督の演出はまあよいと思います。
少し遊び過ぎなような感じでした。特にラストなんて余計な感じ。
一応伏線は張りまくりだったようです。でも1回目ではよく分からないのが正直なとこでした。
キャメロン・ディアス扮するナタリーはヤンキーな過去がある奥様で旦那のハーベイ・カイテル扮する判事のジョージと避暑に来ています。
キャメロン・ディアスは黄色いストライプの水着で泳いだり、その上に腰にだけタオルを巻いて歩き回ったりしてました。これを見てるだけでいいものです。
やたらと泳いだりして髪が乾く暇もなく、そしてやたらと縛られていました。他にも何て古典的なコンクリートで足を固められて海に落ちたりもしてた。これはいいや。
キャメロン・ディアスの代表作は何でしょう。
ただきれいなだけのマネキンのようなものらしいデビュー作『マスク』(94年)ではないし、サポートの『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97年)でもないし。この作品でもないようです。となると『メリーに首ったけ』(98年)かも。
ビリー・ゼインは『デッドカーム 戦慄の航海』(88年)でも見てますが他の作品でもこんなキャラばっかりみたいなのでは。ボートを漕いでやってくる暑苦しくてしつこい男が得意なキャラのようです。
ここでは生きてる時はキャメロン・ディアスに付きまとって迷惑をかけ、一晩たって死体になっても迷惑をかけていました。ところで何で裸で死んでいたんだ。謎だ。
クレイグ・シェーファーはタダのいい人だったら間抜けな感じで裏があったらサイコな人なんですが、何だかよくわからないうちに殺されてしまった。
ハーベイ・カイテルは若い奥さんを貰ったのが悪いのか考えすぎて自滅してました。脱いではいなかったような。
そんなわけでブラック・コメディのよい作品でした。これは要するに誰もがキャメロン・ディアスに夢中な(特に監督が)作品のようです。
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