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2006.07.08

『ロング・エンゲージメント』

この作品はジャン=ピエール・ジュネ監督、オドレイ・トトゥ主演の風変わりなメロドラマです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2004年 2003プロダクションズ/ワーナー フランス=アメリカ作品
原題◆Un long dimanche de fiançailles
◆A Very Long Engagement (International: English title) (USA)
DVDにて。画質は非常によいです。◆5.1chデジタルは音楽の方が効果的なのではと思えます。いい音楽です。
プロット 死んだとされている恋人を捜す話しのようです。
音楽 アンジェロ・バダラメンティ

キャスト
オドレイ・トトゥ Audrey Tautou→脚の悪いマチルド

死刑にされる5人の兵隊達。
ギャスパー・ウリエル Gaspard Ulliel→マチルドの恋人マネク
ジェローム・キルシャー Jerome Kircher→家具職人バストーシュ
クロヴィス・コルニヤック Clovis Cornillac→農夫ブノワ・ノートルダム
ドミニク・ベテンフェルド Dominique Bettenfeld→ティナのヒモのアンジュ・バシニャーノ
ドニ・ラヴァン Denis Lavant→溶接工シ・スー

女性達。
マリオン・コティヤール Marion Cotillard→復讐のティナ・ロンバルディ
ジョディ・フォスター Jodie Foster→子供作りのエロディ・ゴルド
ジュリー・ドパルデュー Julie Depardieu→バストーシュの恋人ヴェロニック・パッサヴァン

マチルドの周辺の方々。
ドミニク・ピノン Dominique Pinon→伯父のシルヴァン
シャンタル・ヌーヴィル Chantal Neuwirth→伯母のベネディクト
アンドレ・デュソリエ Andre Dussollier→ピエール=マリー・ルヴィエール顧問弁護士
ティッキー・オルガド Ticky Holgado→ジュルマン・ピール探偵
ジャン=ポール・ルーヴ Jean-Paul Rouve→郵便配達人

軍隊関係の方々。
アルベール・デュポンテル Albert Dupontel→調達屋のセレスタン・プー
チェッキー・カリョ Tcheky Karyo→ぶち切れ気味のファブリエール大尉
ジャン=ピエール・ベッケル Jean-Pierre Becker→目撃者のエスペランザ
ジャン=ピエール・ダルッサン Jean-Pierre Darroussin→子種がないゴルド伍長
ジャン=クロード・ドレフィス Jean-Claude Dreyfus→無能で太ったラブルイ連隊長
François Levantal→撃ちたがりの上等兵トゥーヴネル

ミシェル・ヴュイエルモーズ Michel Vuillermoz→酒場のマスターのプチ・ルイ

ジャン=ピエール・ジュネ監督の演出はよいと思います。
全編セピア調の絵になっています。
登場キャラが多過ぎて誰が誰なのかよくわからん。油断も隙もありません。でもつまらなくはない。面白い。
監督の趣味なのかセックスと戦場のシーンを丹念に撮っています。
誰のナレーション?→ Narrator (voice)→Florence Thomassin

オドレイ・トトゥにしてみれば私だけがヒロインだと思ったら他にもいるじゃないと不満でしょう。何しろ動けないから活躍するとこが少ない。『アメリ』(2001年)で有名にしてもらったので仕方なく出ている?

ヒロインは3人います。
オドレイ・トトゥ扮する脚の悪いマチルド。
マリオン・コティヤール扮する復讐するティナ・ロンバルディ
ジョディ・フォスター扮する子供作りのエロディ・ゴルド


プロローグ。
雨の戦場です。1917年1月6日(土)。第一次世界大戦。
塹壕の名はビンゴ・クレピュスキュル。
クレベール=家具職人バストーシュ、恋人はヴェロニック。
バニュー=溶接工シ・スー、恋人はフランシス。演説は下手。
ブノワ・ノートルダム=農夫、農場から徴集される。
アンジュ=嘘つきの男、ティナのヒモです。
そして、マネク=マチルドの恋人。タバコの火を目印にして狙撃されます。
5人のキャラが紹介されます。それぞれ自ら負傷して兵役を逃れようとして有罪となります。
ポアンカレ大統領の特赦指令は来ない。
この頃は毒ガスを使ったいたようです。

1920年6月。
手紙が届きます。マネクに会った男エスペランザ元伍長。
目撃者のエスペランザに会いに行くオドレイ・トトゥ扮するマチルド。脚が悪い。
回想となります。
ファブリエール大尉は5人の処分にこまって、中立地帯に放して始末するようです。
放り出しても一応点呼はとっているようです。
5人の遺品を受け取るマチルド。

戦場ではチェッキー・カリョ扮するぶち切れ気味のファブリエール大尉が目立ちます。スタンリー・キューブリック監督のフランス軍を舞台にした第1次世界大戦物『突撃』(57年)でのカーク・ダグラス並みの演技でした。

次はどこに?と運転手はドミニク・ピノンが伯父シルヴァンを演じています。
自宅にて。5人の遺品を調べるマチルド。

パリです。探偵を雇うマチルド。
調達の鬼セレスタン・プーを見つけなければとなります。
ティッキー・オルガド扮する探偵のジュルマン・ピールを雇うマチルド。
ジュルマン・ピールにはエレーヌという女の子がいます。マチルドと同じ病気らしい。ポリオ=小児まひとなっているようです。
調達屋のセレスタン・プーとアンジュがヒモのティナを捜すようにと依頼します。

弁護士と会うマチルド。
車椅子を使用しているマチルドです。

ジンクスを試すマチルド。1900年生まれとのことです。
寝る前にマネクを思いオナニーをするマチルド。ここはサイレント映画の手法アイリスを使用。

ジャン=ピエール・ジュネ監督作品常連の方々が出ています。
神父は『アメリ』(2001年)の嫌みな八百屋の男でした。

ルヴィエール顧問弁護士と話しをするマチルド。
車椅子を使っています。

コルシカのジュルマン・ピール探偵。
ティナを捜していますが非協力的な人達に悩まされています。

ティナは太った男ラブルイ連隊長を殺します。
これが凝った殺し方だったりします。

カフェにて。
バストーシュの知人でここのマスターで義手の男プチ・ルイを訪ねるマチルド。
話しを聞きます。

ルヴィエール顧問弁護士と極秘資料のある保管庫行くマチルド。
車椅子使用です。書類が1枚車椅子に引っかかる。

汽車にて。ジンクスを試すマチルド。
トンネルまで何秒?のジンクス。
回想で教会の鐘を鳴らすマチルドとマネク。

手紙が色々と届きます。
砂利を飛ばす郵便配達人。

バストーシュの恋人ヴェロニックから手紙が届きます。
ティナにあったらしい。

ジュルマン・ピール探偵が来ます。エレーヌもいます。
調達屋のセレスタン・プーのこと。
ティナはバストーシュを捜しているらしい。バストーシュとゴルドは突然仲が悪くなったらしい。

パリに行くマチルド。
ジョディ・フォスター扮するゴルド夫人のエロディ・ゴルドを訪ねます。
シャーロット・ランプリング、まだ若いなと思ったらジョディ・フォスターでした。
何となくシャーロット・ランプリングのようなジョディ・フォスターです。
ここは話しを聞けずに別れます。手紙を出すとのことです。

夢を見るマチルド。

エロディ・ゴルドからの手紙が届きます。
回想となる。ゴルド伍長は自分の子供が欲しいが子種がないのでバストーシュに代理の父になってもらおうとする。
夫人のエロディにもそう頼みます。で、バストーシュとのぎこちない会話からセックスシーンへとなります。
でも、こういうのは上手くいくわけがないので後が大変だったとなっています。

ルヴィエール顧問弁護士から電話です。
件の5人はエルトラン墓地に埋葬されていると入ります。

墓地にて。マネクの墓の前のマチルド。
回想となります。
6歳のマチルドは10歳のマネクと知り合います。灯台に行きます。
成長してセックスシーンもあります。右手に鼓動を感じるシーンです。
MMMと岩に描くマネク。
出征するマネクを見送ってからジンクスを実践するマチルド。
クルマより先にカーブに行けるか?
マチルドはブルターニュに住んでいるのか?

ティナは男を橋に呼び出して仕込み銃で殺します。
この男が撃ちたがりの上等兵トゥーヴネルのようです。中立地帯のアンジュを後から撃った男です。

1920年9月15日。夜中にバイクに乗った男がやって来ます。
調達屋の鬼セレスタン・プーです。話しが長い。
アンジュは撃ちたがりの上等兵トゥーヴネルに撃たれた。
マネクはドイツ軍複葉機アホウドリに撃たれたと証言します。
ぶち切れ気味のファブリエール大尉は戦死を見取るセレスタン・プー。
銃剣を付けての白兵戦をやっています。これはやりたくない。まだ撃たれた方がマシのような気がします。
笛は白兵戦での突撃の合図なのです。サッカーの応援で鳴らすのはこれが元なのか。

一夜明けて男3人はバイク遊びとなっています。
セレスタン・プー、伯父、郵便配達人の3人です。
バイクはハーレーのようです。さすがにまだ日本製バイクは無理です。まだ影も形もない。

5人の遺品の手紙をセレスタン・プーに見せるマチルド。
解読するセレスタン・プー。
ゴルドと一緒にいたのは若いデロシェル兵。

塹壕があったビンゴに行くマチルド。
肩車されています。
伯父、セレスタン・プー、案内人。3人の男が同行しています。

カフェで話し込む3人。
マチルド、伯父、セレスタン・プー、
偶然カフェにいたドイツ人の見知らぬ夫人からマネクの話を聞くマチルド。

ティナはギロチンとなると新聞に載っています。
面会に行くマチルド。
話しを聞き遺品のオルゴール懐中時計を渡します。中にメモが入ってます。ティナにとっては遅過ぎる知らせでした。
太った男はラブルイ連隊長で殺されるに値する理由があるとわかります。
5人には特赦が下っていたとティナ。殺されたアンジュの復讐をしていたティナです。

ドイツ軍のブーツを履いてた男はゴルドではない、デロシェル?。
若い男をかついでいた大男は誰?
ジャン・デロシェルを調べるように依頼するマチルド。
手紙の暗号を解くマチルド。

この世の果て農場に行くマチルド。
5人のうちの1人農夫ブノワ・ノートルダムの話しを聞きます。
回想で放り出された中立地帯。地下室に隠れてゴルドのブーツを履くブノワ・ノートルダム。マネクを助けます。認識票を入れ替えて自分はゴルド。マネクはデロシェルに成りすまします。

飛行船格納庫の野戦病院にて。
マネクは移送したと医者から聞くブノワ・ノートルダム。医者は事情がわかっているようです。
ここを爆撃されます。格納してある飛行船が大爆発します。
当時の飛行船は水素ガスが詰まっていて爆発するのです。危機一髪のブノワ・ノートルダム。

ジュルマン・ピール探偵から手紙が届きます。
マネクは無事の知らせです。デロシェル夫人の養子になっていると。

ミイ・ラ・フォレにて。
デロシェル夫人の話しが入ります。
マネクと再会するマチルド。
ところで誰のナレーション?→ Narrator (voice)→Florence Thomassin
エンドとなります。

ヒロインが1人かと思ったら3人もいました。よく「私が主役ではないじゃない」とオドレイ・トトゥが不満を言わなかったものです。自分をスターにしてもらった監督のなので大人しくしていたのかも。
そんなわけで予想とは違っていましたがよい作品でした。

オドレイ・トトゥさんですが。話題だけの大味大作『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)に出てもあまり自分のキャリアのメリットになるとは思えませんけど。

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