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2006.05.30

『ホワイトハウスの陰謀』

この作品はドワイト・H・リトル監督、ウェズリー・スナイプス、ダイアン・レイン主演のサスペンス・アクションです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1997年 リージェンシー/ワーナー アメリカ作品
原題◆Muder at 1600
プロット 犯人探しのはずが途中から軍事行動を阻止する話になっていました。
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
音楽 クリストファー・ヤング 前半のバーナード・ハーマン調で後半は普通のアクション調へとなっていました。

キャスト
ウェズリー・スナイプス→レギス刑事
ダイアン・レイン→シークレットサービスのニーナ
ロニー・コックス→大統領
アラン・アルダ→補佐のジョーダン
ハリス・ユーリン→タカ派の将軍
ダニエル・ベンザリ→警備主任のスパイキングス
デニス・ミラー→相棒のステンゲル刑事
メアリー・ムーア→害者のカーラ

ドワイト・H・リトル監督の演出はよいと思います。

タイトルバックの俯瞰で床掃除する男のシーンがありました。何か意味があるのかと思ったらただそれだけでした。

ウェズリー・スナイプス扮するレギス刑事はかっこよく登場しています。
ここで自分のアパート立退きの件を言ってて伏線になっていました。最後までアパート立退きの件にこだわっているのはいいです。ハードボイルド物にはよくある設定なんですけどいいです。
レギス刑事の趣味は南北戦争のジオラマです。
侵入者へのタックルを見てたらNFLディフェンスのCBのような俊敏な動きでした。
葉巻を吸ってました。クルマはシボレー・カリプス。
ウェズリー・スナイプスがこんなにいい感じの俳優とは知りませんでした。
そういえば主演作品は初めて見るようです。これまでの印象としては大物俳優の引き立て役でした。

ダイアン・レイン扮するシークレットサービスのニーナ。
元オリンピックの射撃の金メダリストという設定。ダイアン・レイン本人は射撃の経験はあるそうです。射撃姿勢がサマになっていて非常にいいです。
で、アクションシーンでクルマのガソリンタンクやヘリコプターのライトを撃ち抜くとこが射撃姿勢も決まっていてカッコいいです。ここでクローズアップショット発射着弾の挿入の編集のテンポがいいのでノレました。
黒のジャケット、グリーンのタンクトップ、ジーンズがいい感じ。
地下道内で汚水に漬かったり敵の額を撃ち抜いたりといいものです。
他では時々的を外してレギス刑事に突っ込まれるとこもいいです。

ホワイトハウス突入前のデニス・ミラー扮するステンゲル刑事のセリフ「11分後には首になるか死んでるかだ」はいいセリフです。
石井輝男監督の『十一人のギャング』(63年)で高倉健が言ってた「勝って監獄、負けて地獄だ!」みたいでいいです。『十一人のギャング』の日本語のセリフで韻を踏んでいるんですからこの作品の英語でもそうだと思いますが字幕では分からず。

『ザ・シークレット・サービス』(93年)の守るに値せず、このコンセプトが共通してると思ったが違っていました。守るに値する大統領になっていた。

大統領のどら息子が借りたクルマはグリーンのマツダロードスターでした。カッコいいクルマです。このキャラは怪しいけど結局関係ない人でした。

アーノルド・コペルソン製作でそんな感じのアクションに出来ています。
この作品は『ザ・シークレット・サービス』からの便乗企画のようです。落ちを決まってこのくらいのご都合主義も結構です。でもアメリカ万歳には少し引いてしまいますけど。
この点オリジナルの『ザ・シークレット・サービス』は大統領は話しの中心からとっとと退場をしてもらってクリント・イーストウッドとジョン・マルコビッチの2人の話に絞っている設定はいいです。これは上手いと思う。


そんなわけで『ザ・シークレット・サービス』からの便乗企画のようですが水準の作品でした。
その『ザ・シークレット・サービス』の感想はここです。→『ザ・シークレット・サービス』(93年)

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コメント

この記事を読んで映画を思い出し、古いビデオを観ました。
久しぶりのダイアン・レインが、めちゃくちゃ格好よかったです。
中盤以降の、ホワイトハウス内(?)で同僚に追われて逃げ回るシーン、警備主任宅での銃撃戦、追跡してくる車やヘリを撃つシーン、クライマックスのホワイトハウスの地下道での銃撃戦や大統領の前でのシーンなど、迫真の演技は鳥肌立つほど素晴らしいです。
これほどの俳優が、私の知る限りあまり作品に恵まれていないように思いますが、ほかのダイアンの代表作をロイさんご存知でしたら教えてください。
ウェズリー・スナイプスは、「追跡者」「ブレイドシリーズ」などでお馴染みの良い俳優ですが、この映画でも格好いいです。
最近は黒人俳優の進出が著しいですが、アクション系では一番じゃないですかね。
ロイさんもおっしゃってるようにドワイト・リトル監督の演出はテンポよく、緊迫感に満ちた佳作だと思います。

nakamura_yosikazuさん、コメントありがとうございます。

言われてみればダイアン・レインの作品は意外と見ていなかったりします。

お勧めとなるとご存じかもしれませんがウォルター・ヒル監督のアクション『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984年)にダイアン・レインはロックシンガー役で出ています。残念ながら歌は吹き替えですが・・・

結構よくできたアクションなので未見でしたらぜひ見てください。

ロイさん、深夜にもかかわらず早々にご返信を恐縮です。
多数のコメントに即時返信は大変でしょう。
「ストリート・オブ・ファイヤー」のご紹介有難うございます。
ウォルター・ヒル監督でロイさんのご推薦とあれば、大いに期待できます。 早速探してみます。

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