『ワタシにキメテ』(2003年)
この作品はソフィア・ヴェルガラ、ロズリン・サンチェス、ジェキ・ヴァラスケス主演のロマンティック・コメディです。
少し見て大丈夫そうだったものもあります。私はロズリン・サンチェスがお目当てで見ました。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2003年 スピリット・ダンス・エンタテインメント/フォックス2000ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆81分
原題◆Chasing Papi
プロット◆3人の女性が男を追う話しのようです。
音楽◆エミリオ・エステファンJr.
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
キャスト
ロズリン・サンチェス→シカゴの弁護士ロレナ
ソフィア・ヴェルガラ→マイアミのダンサー志望シシ
ジェシ・ヴァラスケス→N.Y.のお嬢様パトリシア
リサ・ヴィダル→FBIのカルメン
マリア・コンチータ・アロンソ→マリア
エドゥアルド・ヴェラステーギ→いい男のパピ
D・L・ヒューリー→ロドリゴ
フレディ・ロドリゲス→ビクター
少し見て大丈夫そうだったものもあります。私はロズリン・サンチェスがお目当てで見ました。
リンダ・メンドーサ監督の演出はよいと思います。
全体的に無難にまとめています。もう少しぶっ飛んでいてもよかったような。
ラテン系の俳優さんが総出演となっています。お目当ての観客層がよくわかリます。
3人の女優さんはどなたも好演していました。充分に魅力的です。
アニメのタイトルとなっています。
これは楽しくていいです。期待させます。
マイアミです。コンガルーム。
ソフィア・ヴェルガラ扮するシシが登場。
エドゥアルド・ヴェラステーギ扮するいい男のパピことトマスが登場。
ダンスからデートとなります。
シカゴです。
ロズリン・サンチェス扮する弁護士ロレナ登場。
メガネに髪はアップにしています。
トマスとデートです。
N.Y.です。
ジェキ・ヴァラスケス扮するお嬢様パトリシアが登場。
トマスとデートです。
バイクに乗ろうとアニメになって乗っています。面白いシーン。
3人のヒロインのキャラ紹介といったとこです。話しは順調に進行しています。
L.A.のトマスです。
秘書のメアリーと打ち合わせから電話がかかってきます。
シシ、パトリシア、ロレナと忙しい男です。
3人とも占いのTV番組を見ています。
ロレナの知人グロリア。
ママのウエディングドレスを着せられるパトリシア。
シシの同僚ファラは恋人リッキーから電話でクルマをL.A.のロドリゴへ運ぶようにと言われます。この仕事をシシが引き受けます。
秘書のメアリーに二股ならぬ三股の相談をするトマス。
プレゼンの最中に気分が悪くなるトマス。
アニメで3人がL.A.に集合の図があります。
医者に相談のトマス。
当然医者はそれはいけないと忠告しています。薬もくれます。
トマスの自宅に入るロレナにパトリシア。
遅れてクルマでやって来たシシ。これで3人集合となります。
まだ自分の他に来ているとは知らない設定になっています。
FBIのカルメンは張り込み中。
スプリットスクリーンで鉢合わせの3人です。
トマスにプレゼントされた同じ下着姿だったりします。
別れましょうと家を出る3人。意見があっています。
ですが自分だけは戻ろうと画策しているようです。
トマスが帰宅します。
ロレナが来ます。パトリシアが来ます。シシも来ます。また3人集合となります。
口論となってパトリシアのことを図書館女とか、シシのことを商売女とか言ってます。
FBIが家に来たのでトマスを連れて逃げる3人。1970年代の赤いオーブンカー。
追うFBI。JEEPのワゴン。
トマスを連れた3人はホテルに着きます。
パトリシアのクレジットカードは止められていて使えず。
ここでロレナがミス・プエルトリコに間違われて、ホテルに泊まれるとこになります。
髪を下ろすと美人のロレナ。ルーティンなショットです。
トマスはワゴンの隠して運びます。手と足が出ているのがいい。
シャンペンのビンが増えてるモンタージュ。
酔っぱらって3人の身の上話になっています。
ロレナの夢。
シシの夢。
パトリシアの夢。シンデレラです。意地悪なロレナとシシの姉2人がいます。
ついでに犬フィフィの夢もあります。
ここはまあまあなシーンでした。
FBIが部屋に入ります。
トマスを連れて行きます。
赤いオープンカーで取引となります。
相手は黒人のロドリゴと歯痛の若い白人男のコンビ。ボンクラコンビのコメディ・リリーフ・キャラのようです。
肝心のカネの入ったバッグがないのでホテルに戻ります。
トマスはいない。メモが残されています。
トマスはFBIのクルマに拉致されています。
FBIのカルメンはトマスのことをロミオと言っています。これはよく使われる常套句です。
ミス・ラテン・コンテストです。
何故か演説のロレナ。上手くやっています。
ここで本物のミス・プエルトリコが乱入して3人は逃げます。
メモの取引場所。南米祭りへと。
赤いオープンカーはガス欠とスタンドに入るが故障までしたのでクルマを捨てます。
バイクに乗り換えます。パトリシアが運転の3人乗りで移動となります。バイクでデートが伏線になっていたようです。これを追うFBIのカルメン。
南米祭りです。
強引な成り行きで3人でダンスとなります。無理やりのシーンですがいいものです。
3人は最初の取引相手のロドリゴと白人にも追われます。
それでもメモの取引相手の時間5時に間に合います。で、ここはFBIが大勢登場してこの件は収まります。
トマスと3人の顛末。
3人から振られるトマスです。
代わりにFBIを食事に誘います。これがオチなのかい。
エピローグ。
5ヶ月後。スプリットスクリーンで電話の3人。それぞれ上手くやっているらしい。
そんなわけでロマンティック・コメディのまあまあなな作品でした。悪くはない。
もっとぶっ飛んでいた方がよかったと思います。1930~1940年代のロマンティック・コメディの方がぶっ飛んでいます。
ハワード・ホークス監督の『赤ちゃん教育』(1938年)とか、プレストン・スタージェス監督の『モーガンズ・クリークの奇跡』(1944年)なんて、かなりぶっ飛んでいて凄いものです。
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