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2005.11.20

『バンディッツ』

この作品はバリー・レビンソン監督でブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェットが出演の少しアクションの入ってるロマンティック・コメディです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2001年 ハイドパーク・エンタテイメント/MGM アメリカ作品
画質は非常によい。DVDにて。2枚セールのDVDです。同時に買ったのは『普通じゃない』(97年)でした。
プロット 銀行強盗をしてメキシコに行こうとしたら三角関係になる話しのようです。
音楽 クリストファー・ヤング

キャスト
ブルース・ウィリス→冷静なジョー
ビリー・ボブ・ソーントン→神経症のテリー
ケイト・ブランシェット→ヒロインのケイト
トロイ・ガリティ→スタントマンのハービー
ボビー・スレイトン→TVキャスターのダーレン・ヘッド
ウィリアム・コンバース=ロバーツ→ケイトの夫 チャールズ

バリー・レビンソン監督の演出はよいと思います。
回想になっているようです。何となく『ソードフィッシュ』(2001年)に構成が似ているような感じがします。
気がきいているセリフが多量にあってよいです。
プロローグでは死亡しているようなことになっていますが果たしてどうなるのかとなります。
話しが前後している構成にもなっています。そんなことから『アウト・オブ・サイト』(98年)のDVDを買いたくなります。
要所に歌が流れます。聞いたことのある歌が多い。これはよいです。

ブルース・ウィリス扮するビリー・ボブ・ソーントン扮するジョーとテリーは強盗コンビ。文句が多いキャラのテリー。
メジャー作品なので2人がセメントミキサー車で脱走するクラッシュシーンでは派手に壊れます。
次に普通の奥様から赤いワゴン車を借ります。ていねいに挨拶をするジョー。ほんの少ししか出ない奥様役の女優さんもきれいなこと。さすがメジャー作品です。
女性にはていねいなのに男には乱暴なジョーとなっています。クルマはグレイのクライスラー PTワゴン。

子供のシェリーとフィルが発展中のとこの家に押し入る2人。この2人は要するに説教強盗のようです。
シェリーとフィルが『大脱走』(63年)のビデオを見ているそばで今後の相談をする2人。アカプルコの水上ホテルの話しが出ます。で、すごく不自然なゴルフルックでこの家を出る2人です。

ジョーのいとこのハービーのとこを行きます。ハービーは特撮作品のスタントマンをやっているとのこと。これは前振りなんですね。

この辺でケイト・ブランシェット扮するヒロインのケイトが登場します。歌いながら1人で盛り上がって料理をするケイトですが仕事のことしかない旦那の言動にショックを受けることになります。
不幸は主観的なもので本人が不幸と思えば不幸なのでしょう。映画ではその不幸が本人だけではなく見てて納得出来るようにするのが監督の腕の見せ所はなります。

ヒロインのケイトは凄い赤毛のキャラクターです。何故やけになってクルマを運転することになったが描写されています。なるほどそんなものかと無難な感じになっています。無関心な旦那の図が描写されます。
後で変装することになるのでかつらを使用して次々と髪の色や形が変わることになります。これはいいです。

テリーはガス欠でクルマを失いケイトのクルマに乗ることになります。クルマを止めようと前に出たがぶつけられて止まったクルマのドアを開けるとこでもドアがぶつかってダメを押されます。いいシーンです。
俺は脱走した強盗なんだと主張するが聞いてもらえません。降ろして下さいとお願いすることになります。ここでは俺は数々の犯罪をやったんだと凄む吉本新喜劇ギャグを連想しました。

アジト?で夜をすごすとこでは毛布で作ったジェリコの壁をやっていました。ここで歌談義のシーンもよかったです。とにかくセリフが大量にあります。よく喋る映画です。
この作品は私の好きな1930-40年代のロマンティックコメディの雰囲気があります。フランク・キャプラ監督の『或る世の出来事』(34年)が元ネタのジェリコの壁をやっているからそう思えます。

テリーは色々なアレルギー体質のくせにクルマの事故にあっても全然平気でホトンド不死身です。
押し掛け人質ケイトは成り行きで2人ともと関係をもってしまい三角関係となります。ケイトは2人のことを銀行強盗1号と2号と言ってたりします。
ケイトの夫チャールズはTVで戻ってこいと呼びかけます。でも出張に行くから連絡は会社にと言ってたりします。これでは絶対に帰ってこなく逆効果になります。

銀行強盗の助手をするハービーはピンクの靴の女を見かけて気になります。このハービーを演じる俳優は首が太くていかにもアメフト上がりといった感じです。ジェーン・フォンダの息子だそうですが姓が違うしそんなに似てないので言われなければがわからなりません。
ハービーは仕事を抜けてベンツにピンクの靴の女を乗せて去ります。もう出番がないと思ったらまた出てたりします。

そしてプロローグに戻ることになります。ここで警察やマスコミを欺く一芝居となります。結構ぬるい感じでこれで大丈夫なのか?思えますがロマンティックコメディならまあいいでしょうとなります。


主演コンビの男2人はあまり興味はなかったりします。
ブルース・ウィリスですがこの作品では貫録がありすぎで余裕たっぷりなのでイマイチ緊張感に欠けるような。
でもブルース・ウィリスはテリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』(95年)がよかった。

ビリー・ボブ・ソーントン本人ですが苦労に苦労を重ねて元々曲がったいた根性が更に曲がった。と思えます。ケビン・コスナーと同じパターンで苦労の反作用です病的な女好きが共通しています。
この作品では文句が多いアレルギー体質の男です。何でもアレルギーのようで。昔の映画を見てもチャールズ・ロートン・アレルギーとか。白黒映画もダメとのこと。結構好演しててビリー・ボブ・ソーントンを見直しました。

ケイト・ブランシェットの作品は見たかったけどコスプレ物はあまり好みではないのでそうではない作品がようやく見れました。
ケイト・ブランシェットといえば私にはコスプレのような作品と思われる『ロード・オブ・ザ・リング』(2001年)でのエルフの女王様役はまるでそのキャラを演じるための女優さんと思えるほど似合っていました。

IMDbで知りましたがこの作品は最初はバル・キルマーがジョーの役でブルース・ウィリスが相棒のテリーの役だったのが、バル・キルマーではなく代わりにビリー・ボブ・ソーントンとなったので演ずる役がブルース・ウィリスがジョーでビリー・ボブ・ソーントンがテリーとなったそうです。結果的にこのキャスティングでよかったようです。
いつもナルシスト演技が全開のバル・キルマーが出てから絶対に見なかったからです。


そんなわけでサスペンスアクションだと思ってたら少し大がかりなロマンティックコメディといった感じのよい作品でした。

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