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2005.10.01

『キス・ミー・ケイト』

この作品はキャスリン・グレイソン、ハワード・キール主演の典型的なMGMミュージカルです。
この作品はなおこの文はネタバレ全開となっています。

1953年 MGM アメリカ作品
原題◆Kiss Me Kate
プロット 結局よりを戻す話しのようです。
DVDにて。画質は非常によいです。サウンドをリニューアルされています。もちろん音楽はステレオでベースの音もちゃんと聞こえます。アン・ミラーのタップの音もクリアです。
この作品はMGMミュージカルで有名なのでDVDで買って見ました。確かボブ・フォッシーがダンサーで出演していたなという位でそんに思い入れはありません。それでは何で買ったんだ?→フレッド・アステアとシド・チャリシー主演の『絹の靴下』(57年)の買おうとしたら隣に置いてあったのでつい一緒に買ってしまったのです。
音楽 コール・ポーター

キャスト
キャスリン・グレイソン→主演女優リリー/舞台のケイト
ハワード・キール→座長フレッド/舞台のベルトーシオ
アン・ミラー→ルイス・レーン/舞台のビアンカ
トミー・ロー→借金してるビル/舞台のルーセンシオ
ボブ・フォッシー→舞台のホーテシオ
ボビー・ヴァン→舞台のグレミオ
キーナン・ウィン→取り立て人のリッピィ
ジェームズ・ホイットモア→取り立て人のスラッグ
ロン・ランデル→音楽家コール・ポーター
クロード・アリスター→執事のポール
アン・コディ→メイドのスザンヌ
デーブ・オブライエン→マネージャーのラルフ
ウィラード・パーカー→テキサスのテックス リリーの恋人?

ジョージ・シドニー監督の演出はよいと思います。
アーサー・フリード製作ではないMGMミュージカルです。MGMミュージカルは全部アーサー・フリード製作だと思っていましたが例外もあるのですね。
会話シーンの切り返しはやっていません。
ミュージカルシーンは長回しとなっています。これがミュージカルの普通の撮り方です。
ミュージカルにありがちなことで、やはり本編が少し退屈なような感じがしました。

ハワード・キール扮する俳優兼演出家フレッド・グラハムのとこに音楽家コール・ポーターが新作を持ってきて話しが始まります。本物のコール・ポーター?と思ったが違いました。素人に演じさせるわけがないからそりゃそうか。

新作舞台『じゃじゃ馬ならし』の打ち合わせとなります。
俳優兼演出家フレッドと離婚した主演スターのキャスリン・グレイソン扮するリリー・ヴァネッシとはしっくりいっていません。
そこにアン・ミラー扮するルイス・レーンが赤いステージ衣装のままやってきて歌ってタップダンスをします。たくましい脚がお見事です。

主役のことで女優2人がもめたりしますが舞台稽古となります。
ルイス・レーンはトミー・ロー扮するダンサーのビルと恋仲です。ですがビルは借金してたりする困り者です。ここで2人の歌とタップダンスのシーンがあります。

フレッドのとこに借金取り立て人2人がやってきます。
実はダンサーのビルの借金なのですが借用書のサインをフレッドの名前にしたのでこちらにやってきます。

すぐに本番の公演が始まります。
舞台でのことで、ケイトへの求婚者が3人登場します。このうちの1人がボブ・フォッシーがいるとのことです。ヒゲの男がそうなのかと思ったら借金のビルでした。よく考えたらフォッシーの顔を知らないのです。
舞台の話しは舞台裏の話しが同時に進行してて、舞台中にも舞台裏の話しが入っています。ごちゃまぜになってて非常によろしい。

主演女優のリリーが舞台を降りると騒ぎとなります。借金取り立て人2人は主演女優が降りたら舞台がお流れになってフレッドから取り立てが出来くなるので無理に出演させて自分たちは衣装を着替えて舞台にまで出て監視しています。
そこまでしたのですが借金取り立ての大元が抗争で消されてこの借金の方がお流れになってしまいます。

結局主演女優が去ってしまったのでガックリしているフレッドを借金取り立て人2人が歌って踊り励まします。これがこの作品手1番のシーンでした。
ラストはもちろんハッピーエンドとなります。MGMミュージカルなので当然のことです。この点を酷評する人はいないでしょう。

キャスリン・グレイソンとハワード・キールは歌うだけなので、アン・ミラーがダンスを担当しています。他には男のダンサーを3人そろえてのダンスも入れています。苦肉の策というか無難な線というか考えてますね。
私はハワード・キールとリチャード・キールを混同しててミュージカルスターが007でジョーズ男をやっていたのかと思っていました。名前が違うから別人とわかったのは随分と後になってからです。

キャスリン・グレイソンとハワード・キールの歌はお見事です。
ところでケイトはキャサリンの通称なのですね。なるほど。

借金取り立て人2人を演じている俳優の1人がどこかで見たような?ジェームズ・ホイットモアに似ているのなと思いいつつDVDのパッケージのキャストを見たらマジでジェームズ・ホイットモアが載っていたのでビックリしました。キーナン・ウィンの名があって、もう1人がキーナン・ウィンとわかり、またビックリしました。。
この2人は強面だけど歌って踊れるのです。『シカゴ』(2002年)のジョン・C・ライリーの偉大な先輩の2人です。
ジェームズ・ホイットモアは『アスファルト・ジャングル』(50年)や『放射能X』(54年)に出ていて印象的です。
キーナン・ウィンは『博士の異常な愛情』(64年)での疑り深くてコーラの自動販売機を撃つグアノ大佐が印象的です。ハードボイルドの『殺しの分け前 ポイント・ブランク』(67年)にも出ています。


そんなわけでまあ普通のミュージカルのよい作品でした。

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