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2005.09.26

『人質』

この作品はリチャード・シェパード監督で。エイドリアン・ブロディ、モイラ・ティアニーが主演の誘拐サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1999年 カーブ・エンタテインメント/アバンドン・ピクチャーズ アメリカ作品 TVムービーです。
原題◆Oxygen
プロット 人質を取られて女刑事が容疑者相手に悪戦苦闘する話しのようです。
スカイパーフェクTV728ミステリチャンネルにて。画質はよいです。
音楽 ローリー・ケント

キャスト
モイラ・ティアニー→ヒロインの刑事マディ
エイドリアン・ブロディ→主犯のハリー
テリー・キニー→マディの夫で上役のティム
ライラ・ロビンズ→誘拐され生き埋めにされた奥様フランシス
ジェームズ・ノートン→ フランシスの旦那クラーク・ハノン氏
ポール・カルデノン→同僚の刑事ジェス、竹中直人そっくり
オルク・クルパ→マディの浮気相手の男。
マイケル・ヘンダーソン→ハリーの相棒ハンサム

リチャード・シェパード監督の演出はよいと思います。
脚本も兼任でした。
N.Y.が舞台です。ロケがいいです。

プロローグ。
エイドリアン・ブロディ扮する一見、好青年風の男がライラ・ロビンズ扮する犬を散歩をしていた奥様を誘拐して生き埋めにします。
で、助けたければ身代金を出せと脅迫するという出だしはなかなか強烈です。これで中だるみしなければ佳作になります。
奥様が生き埋めにされるときに懐中電灯を貰うとこが伏線になるのかと思ったら外れた。でもラストで別の用途で使われいたから少しは効果があったようです。

モイラ・ティアニー扮するヒロインの刑事マディ、この名前マディはマデリンの略称なんですか。知りませんでした。サムの正式名がサマンサというのも略称と正式名の落差にビックリしたけど。
地下鉄に乗って登場。男と雑談をしています。どうやら夫のティムらしい。
ヒロインのキャラ紹介で地下鉄を舞台の手配中の男を走って追跡したり、撃ち合いのアクションシーンがありました。上手い描写でいい感じ。

警察署内にて。
マディは電話をします。男に会いにホテルに行きます。
夫に隠れて単に言えば浮気で、深く言えば精神的な開放のために男のもとに通っているヒロイン。右腕にタバコで仕置きの跡が3つ。

ホテル帰りのマディは同僚の刑事ジェスに止められて警察に向かうことに。
誘拐事件です。

警察署内にて。
洗面所で体調が悪そうなマディ。

それでも捜査会議となります。
誘拐された夫人の夫クラーク・ハノン氏もいます。
脅迫ビデオを見ることになります。
身代金は100万ドル。受け渡しの場所はクイーンズにある脱出の魔術師ハリー・フーディニ(1874-1936)の墓の前となっていました。
捜査方針が決まったようです。

地中のフランシス。
何かの物語りを喋っています。

身代金の受け渡しとなります。クイーンズ墓地にて。
まず夫人の居場所を喋らせてから捕まえるとなっています。
犯人の男は薄いグリーンの70年代らしい4ドアのクルマに乗っていました。当然盗難車とのことです。
予定通りにはいかず身代金受け渡しからカーチェイスとなります。ここが色々と上手い描写でした。
N.Y.でちゃんとロケをしていました。トンネルを上手く使っていましたうカーチェイスの末にクラッシュとなり、逃げ切るかと思わせての捕まり方も気がきいていました。ここは見ている側の意表をついてジェス刑事が捕まえます。

地中のフランシス。
懐中電灯の電池が切れます。

取り調べとなります。
まずジェローム刑事が行きます。相手にされずダメです。
マディが指名されます。
取り調べでハリーと名乗るエイドリアン・ブロディ。一見、好青年風の偏執狂がハマっていました。指紋を酸で消しているとのことです。
歯列矯正をしていてワイヤーを仕込んでいて手錠を外してしまいます。
タバコの仕置きの跡を目ざとく見つけて話しのネタにしています。

エイドリアン・ブロディ扮する主犯のハリーは脱出王ハリー・フーディニにこだわっている設定で実際に脱出の術を心得ています。
この男は捕まらなければ身代金で金持ちになって、捕まったら脱出して有名なるつもり。

夫人の夫クラーク・ハノン氏の要請でFBIが出てきて、FBI式取り調べをやったりしています。死刑をネタに司法取引といった感じで取り調べとなっています。
で、埋めた場所を吐いたとなってヘリコプターで移動となります。

バーにて。
アル中気味のマディは夫ティムともめます。

警察署内にて。
相棒のハンサムの身元が割れます。
ハリーからマディにモーテル名入りの紙マッチが届けられます。

ティム刑事の案でハリーの歯の矯正先を調べれば?となります。
非常に手間がかかるそうです。それでもやります。

FBIは穴掘りです。で、棺桶の中には犬(雌です)でした。ハリーはこれを彼女と言ってたから間違いではないようです。
マディとジェス刑事はモーテル名入りの紙マッチを手がかりをモーテルに突入するとハンサムは殺されています。
ここはカットバックで描写されています。

地中のフランシス。
かなり危険な状態となりつつあります。

歯医者を手当たり次第に捜査のモンタージュ。

取り調べ室に戻るハリー。
マディが取り調べとなります。
ヒロイン対主犯の会話でオレと君は似た者同士というセリフがあります。
FBIから空気がもつのは後20分と時間が切られます。

取り調べ室を覗き窓もマイクも切って密室にしてくれとハリーから要請がありその準備となります。
マディとハリーだけとなります。ハリーは見えないとこで爪を剥がしワイヤーを取り出しています。

歯医者の捜査の方はハリー担当が見つかります。
ティム刑事達がハリーのアジトに踏み込みます。

ハリーは厳重な手錠等を外してマディを連れて密室から脱出となります。
フランシスを埋めた場所に行きます。警察署のすぐそばだったりします。
ハリーはフランシスを入れた棺桶にマディも入れて1週間後に場所を知らせるつもりらしい。
予想外なことでフランシスは生きてました。これでハリーの予定が狂う。立場が変わりハリーが棺桶に入ってしまいます。
撃つつもりはなかったようなマディのハンドガンが暴発してハリーに命中します。
撃たれたハリーは「君は自由だと」とマディに言って死に至りまる。あくまでも自分は特別な存在だということを通したいようです。これで本望でしょう。

エピローグ。
バーにて。
マディと夫のティム。何となくエンドとなります。


さすがにエイドリアン・ブロディの演技は傑出しています。
モイラ・ティアニーは普通でした。
ライラ・ロビンズの奥様は生き埋めになっての大熱演でホトンド主役のようです。あまり目立ちすぎでモイラ・ティアニー扮するヒロインの刑事マディがかすんでしまいそうでした。
ライラ・ロビンズはクリント・イーストウッド監督主演の『トゥルー・クライム』(99年)に出ていたました。奥様役がタイプキャストのようです。
同僚の刑事ジェスは竹中直人そっくりで声まで似てた。


そんなわけで中だるみせずに話しの主役2人に絞ってあるよく出来た作品でした。

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