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2005.09.27

『デッドコースター』(2003年)

この作品はA.J.クック、アリ・ラーターが主演の不条理サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2003年 ジイド・ペリー・プロ/ニューラインシネマ アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Final Destination 2
プロット◆死のリストから逃れるために悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆シャーリー・ウォーカー
スカイパーフェクTV725AXNにて。画質はよいです。

キャスト
A.J.クック→予兆を感ずるキンバリー
マイケル・ランデス→警官のバーク
アリ・ラーター→180便生存者のクレア
T.C.カーソン→バイクの黒人ユジーン。
ジョナサン・チェリー→パンク系のローリー
リンダ・ボイド→母のノラ
ジェームズ・カーク→息子のティム
キーガン・コナー・トレーシー→キャリアウーマン風のキャット
デビッド・ピトカウ→宝くじのエバン。
ジャスティナ・マチャド→妊婦のイザベラ
トニー・トッド→何かを知っている男
イニード-レイン・アダムス→カラージャン医師
サラ・カーター→キンバリーの知人シャイナ


デビッド・R・エリス監督の演出はよいと思います。

タイトルです。
TVでインタビューを受けている男性。
そのTVを見ている女性。何だかわからん。

赤いワゴンでドライブのA.J.クック扮するキンバリー。
女性1人と男性2人が乗っています。
ハイウエイを走っています。ここは直接関係ない色々な人達を平行して描写するグランドホテル形式となっています。
そんなとこでトレーラーから積み荷の材木が転げ落ちて大事故となります。このシーンで予算の90%は使っているのでは?CGも入ってるからもっと安いかも。
これはキンバリーの予兆でしたとオチが付きます。

で、ハイウエイに入るとこでクルマをストップさせて渋滞を起こすキンバリー。
マイケル・ランデス扮する警官のバークが調べにやってきます。
そんなこんなでごたごたしているとトレーラーが通り過ぎてホントに事故が起こります。

警察で事情聴取のキンバリーその他の方々。
バイクの黒人ユジーン。
パンク系のローリー
母のノラと息子のティムの親子連れ。
キャリアウーマン風のキャット
宝くじのエバン。
警官のバーク。
この方々が死のリスト入りしたようです。


宝くじのエバンがiMac等を買い込んでアパートに帰宅します。
トランザムに乗っていた男らしい。
火事になって色々と引っ張って非常ハシゴが眼に刺さって死に至ります。1人目です。
これでパターンが読めました。引っ張って安心したとこで不意をつくようです。

警官のバークはネットで検索中。
前作『ファイナル・デスティネーション』(2000年)の180便生存者の行方を調べています。

こちらも検索中のキンバリー。
コンピュータはパワーブックです。アップル・コンピューターは映画内だけに限ればシェアは高い。
180便の関係者で唯一生き残ったアリ・ラーター扮するクレアに会いに行きます。
絶対安全なはずの隔離室のクレア。死のリストの話が出ます。

キンバリーが帰宅したとこにバークが訪ねてきます。
鳩から予兆を感じて母子が危ないとキンバリー。

歯医者にて。
母のノラと息子のティムの親子連れがいます。
ティムが治療中。水槽の水が漏れて漏電して母が危ない。
治療中のティムが笑気ガスの吸いすぎで危ない状態となります。
と、2人同時に引っ張ったとこで実は大丈夫でしたと一安心させて表に出たことでティムは鳩にちょっかいを出したとこでクレーンからの落下物で死に至ります。2人目となります。
バークとキンバリーがクルマで駆けつけたがあまり役にたたず。

キンバリーの自宅に戻ったとこでクレアがやって来て合流します。
3人で何かを知っているトニー・トッド扮する死体処理係の男に会いに行きます。
トニー・トッドといえばキャンディマンです。キャンディマンに会いに行って何がわかると思った。
で、話しとしては、生と死。新しい命で死のリストが無効に出来る?これだけでは何だかわからん。
ところでバージニア・マドセンがヒロインなので『キャンディマン』(1992年)のDVDを買ってしまった私です。こういう買い方がやめられん。

ガソリンスタンドにて予兆を感じるキンバリー。
妊婦イザベラを捜すことになります。

この件の生存者達が集まります。
ユジーンは信じず帰ろうとするが、帰りのエレベーター内でノラが扉に頭を挟まれて死に至ります。3人目です。
戻ってヒステリーをおこすユジーン。自殺を図るが使ったリボルバーが6発とも不発です。まだ死のリストの順番ではないからだと。

クルマ盗難の疑いで勾留中のイザベラ。
産気づいてお巡りを脅して病院まで遅らせます。

クルマで移動中の生存者達。
それぞれの話から全員が180便の生存者と何らかのコンタクトがあったとわかります。
雑談からユジーンは先生だったとわかりました。道理でコーチや先生役での説教演技が得意のサミュエル・L・ジャクソンに似ていると思った。

そんなとこにイザベラを乗せたクルマと生存者達のクルマが正面衝突しそうになります。リスト順通りではなくまとめて処理されるとこでした。
無事では済まずユジーンは重傷。キャットはクルマに閉じこめられる。となります。
キャットは救出時にエアバッグが作動して押されて頭に資材が貫通で死に至ります。4人目です。

ローリーは爆発事故で吹き飛んできた鉄線でバラバラとなって死に至ります。5人目です。この爆発が風が吹けば桶屋を儲かる式の偶然に偶然を重ねている事故となっています。ガソリンタンクが破損して下水管をたどって死んだキャットの落としたタバコの火が引火します。

イザベラの収容された病院に急ぐ3人。
ここに収容されているユジーンですが呼吸装置が外れそうになります。これで引っ張っています。
そんなこんなで結局イザベラはリスト外と判明します。
ホッとしたとこでユジーンのいる病室のドアを開けたクレア。中は酸素濃度が上がり過ぎて爆発を起こします。
これでユジーンとクレアは死に至ります。5人目です。クレアは以前のリストでした。

予兆のカラージャン医師が鍵?と思わせたがそうではないようです。
それでも予兆に従ってキンバリーは自分が死ねばなんとかなると救急車で湖に飛び込みます。
救出にかかるバーク。なんだかんだでこれで大丈夫となります。よくわからん。

ラストに小ネタがありエンドとなります。
これは余計です。後味が悪くなる。


A.J.クックですがフルネームのアンドレア・ジョイ・クックです、アンドレア・クックでは男と間違われそうですし、ジョイ・クックでは何か印象が薄いポルノ女優のような感じもする。どちちも語感があまりよくないようです。そんなわけでA.J.クックが妥当なようです。
マイケル・ランデスですが主演してるB級TVムービー『ウルトラ・スパイ マックス・ナイト』(2000年)◆原題Max Knight Ultra Spyを見ていたりします。マックOS10.4のSpotlightで自分の映画の感想を調べてわかりました。これは便利です。


そんなわけで不条理サスペンスのまあまあな作品でした。


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