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2005.08.21

『WX3 機動警察パトレイバー』(2002年)

この作品は押井守監督ではない『機動警察パトレイバー』映画シリーズ第3作のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2002年 マッドハウス/バンダイ/東北新社 日本作品
ランニング・タイム◆101分
プロット◆気の毒なヒロインが怪獣作りをしていたという話しのようです。
音楽◆川井憲次◆このシリーズ3作を担当しています。

キャスト→CV
警視庁城南署刑事 久住武史→綿引勝彦
警視庁城南署刑事 秦真一郎→平田広明
東都生物医学研究所主任研究員 岬冴子→田中敦子
久住の上司 大隅課長→池田勝
陸上自衛隊一佐 石原悟郎→森田順平
東都生物医学研究所主任研究所所長 栗栖敏郎→穂積隆信
東都生物医学研究所主任研究員 宮ノ森静夫→拡森信吾
警視庁警備部特車二課第2小隊隊長 後藤喜一→大林隆之介
警視庁警備部特車二課第2小隊隊員 泉野明→冨永みーな
警視庁警備部特車二課第2小隊隊員 篠原遊馬→古川登志夫
警視庁警備部特車二課第2小隊隊員 太田功→池水通洋
警視庁警備部特車二課第2小隊隊員 進士幹泰→二又一成
警視庁警備部特車二課第2小隊隊員 山崎ひろみ→郷里大輔

遠藤卓司監督の演出はよいと思います。
総監督◆高山文彦

ディテールの描写には凝っています。
もしかしてディテールだけだったりしてとなります。その結果は?→意外とよく出来ていてディテールだけではなかった。漫画家にアニメの脚本は無理だろうと偏見があったから意外でした。
やたらと生活描写に凝っています。これはまあまあでした。
溶暗を使っています。使い方によっては緊張感が出ます。

全体的に雰囲気がよく出ています。アニメらしくないと評されたでしょう。
アニメの苦手な大勢が描写されるモブシーンがあります。ディスコのシーン等。これは現在の技術で何とかならないものかと思います。

漫画家でもアニメが作れるという意地が感じられます。
ディテール等の基本設定や脚本は漫画家側がしっかりとやって、後はアニメ側にまかせたという感じです。
押井守監督の前2作のフォーマットに従って作られているような感じもしますが、それなりに独自性も出しているようですから上手い方になるのではと思えます。
余計な説明セリフや絶叫芝居がないのがいいです。アニメにしては珍しいことです。よく出来ているじゃないですかとなります。

この作品は前の2作の続きというわけではなく平行世界となる別次元の話しのようです。そんな感じで押井監督の分身と思われる松井刑事は出ていません。
『機動警察パトレイバー』(1989年)
『機動警察パトレイバー2』(1993年)

途中では、これは要するに学会に復讐する話しなのかなと思ったが・・。
どうやら違っているよう精神的な打撃を受けた気の毒なヒロインの話しのようです。
これは怪獣映画との批評を思い出して、そのつもりで見てました。怪獣映画だとすると徐々に姿を表わすことになります。

バンダイ発売のBlu-rayにて。
画質は非常によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。ほぼ上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声ははDolby trueHD multi

読み込み中のアイコン
明るく離れて休みを取っての余計なお世話なアラート
HONNEAMISEのタイトル。バンダイのタイトルです。
TFC東北新社のタイトル
Dolby trueHDのタイトル
読み込み中のアイコン
メニュー画面
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松竹のタイトル
TFC東北新社のタイトル
エモーションのタイトル

釣り船がCGの海を走り飛行機が墜落してタイトルとなります。
タイトル
原作ヘッドギア・・・
音楽は川井憲次です。よく付き合ってくれた。たいしたものだ。
タイトルバックは漁船同士の無線の会話です。無駄話をしてる。
そんなとこに飛行機が墜落します。破片が落下してる。これは大変。

WXIII PATLABOR THE MOVIE 3
私は『WX3 機動警察パトレイバー』(2002年)のタイトル名にしてます。なるべく映画シリーズ共通にわかりやすくしています。

草野球にて。
携帯電話で主人公の秦刑事が呼び出されます。

現場にて。
シャフト製レイバーが事故って死人が出た件です。
ここに来ている秦刑事。もう相棒の久住刑事がいます。
死体は跡形もなく、これだけですか?と言うのが結構凄い。

クルマの故障がきっかけで知り合う秦刑事と岬冴子。
呼び出しを受けた刑事と謎のトランクを持ったヒロイン。知り合うきっかけがクルマの故障とは古典的です。
赤いオープンカーがヒロインのクルマです。青い普通のクルマが秦刑事のクルマ。これはあまり意味はなかったようです。

駐車場にて。
赤いクルマが故障してるとこに遭遇する秦刑事。
声を掛けて送ります。

クルマにて。
秦刑事のクルマは普通の小型5ドアです。
お知り合いになってます。タバコを吸う女性。どうぞ吸って下さいと言ってる秦刑事。
首都高速のシーンは『惑星ソラリス』(1972年)のようです。

大学にて。
女性を送り届けてる秦刑事。大きなトランクを持ってる女性。

若い秦刑事と初老の久住刑事のコンビで捜査活動をしています。
海辺で起こる謎のレイバーのオペレーター連続殺人事件を追っているようです。
久住刑事はケガの後遺症というかまだ完全に治っていないので杖をついています。
古典的な捜査活動のモンタージュが見れます。でもこれは『機動警察パトレイバー』(1989年)のフォーマットです。そのままではないけど。

警察です。警視庁城南警察署にて。
捜査会議になってます。事故と事件の両方で行くことになる。

久住刑事は帰宅する。
コンビニ弁当を買ってます。

久住刑事の自宅にて。
LPレコードをかけてます。クラシックを聴いてるらしい。

朝です。秦刑事がゴミを捨てるとカラスがいる。

刑事2人で聞き込みのシーンになります。
スタジアムの側にいたりします。崩れかけのスタジアムでビデオを撮るらしい。

定食屋にて。
どでかいハゼの魚拓を見る刑事2匹。

そのハゼの聞き込みをやります。
飛行機墜落と時期的に合うようです。

東都生物医学研究所にて。
2014年の話題、STAP細胞は理研?だっけ。理研だから利権に熱心なわけです。→独立行政法人理化学研究所
STAP細胞騒動は理研が補助金欲しさでハッタリのやり過ぎで大騒ぎになったのか?そんな感じ。
論文のコピペ騒動の方は他の学者もどきのホトンド全員に当てはまるので、いつのまにかうやむやになってます。映画より現実の方が凄い。ぶっ飛んでる。

栗栖署長、メガネの宮丿森研究員が登場。
リムジンで来た依頼人と打ち合わせをしてる。
それから奥の研究室に入るとなにやら培養されているわけです。

海底にて。
NTTの海底作業レイバーが作動中。海底ケーブルの修理のようです。
そんなとこを何かに襲われてレイバーがやられます。
レイバーと母船を結びケーブルが思い切り引っ張られて千切れます。

飛行機事故証拠保全倉庫にて。
墜落した飛行機の部品等が集められて形通りに並べられてます。
秦刑事が聞き込みに来てます。コンテナが破損していた・・・

海底作業レイバーの事故現場にて。母船です。
刑事2人が聞き込みに来てます。
海底作業レイバーは菱井製、シャフト製ではない。これは意外です。
この現場にようやく特車二課の篠原隊員と泉隊員が登場します。あくまでもサポートキャラらしい。

コンテナの会社に行くと会社は夜逃げして事務所は空でした。
追うのはまだまだ出来ると久住刑事。

秦刑事のクルマにて。
久住刑事を乗せてます。
赤いライターのことを久住刑事に突っ込まれている秦刑事。
その前に久住刑事にはこのクルマは禁煙ですと言ってたのです。

女性の自宅アパートにて。
留守電にしてビデオを見てる例の女性。

秦刑事はパソコンで調べ物をしてる。
久住刑事はコンビニ弁当とLPレコードを聞く。

大学にて。
癌細胞の講義をしてる女性。
ガン患者本人が死んでも癌細胞だけは生き残る・・・

女性にライターを返しに来てる秦刑事。
名前は岬冴子とわかる。研究員というか博士か。

警察にて。
刑事2人でTVニュースを録画したビデオを分析してます。
結局アメリカ軍が関係してるとわかったのか?

ビデオの口の動きを読める人を呼んで分析してもらってます。
口の動きを読んだりします。証拠としてはまだ不十分のようです。
この作品はシーンがよく飛びます。

劇場にて。
秦刑事と岬冴子。デートしてます。
舞台劇『桜の園』でいいのか?

この作品のヒロインの岬冴子は本業のかたわら大学の講師もやっています。
親しくなった秦刑事と舞台劇を見ると岬冴子。これは伏線なのか単なる生活描写なのかはよくわからんかった。

トランクを持って海に来てる岬冴子。
岬冴子はデート帰りには東京湾でエサをまいてます。
このトランクには怪獣の食い物が入ってる筈と原作を読んでいれば推測出来ます。

映画の方は説明セリフどころか説明描写もない。
そんなわけで原作を読んでいない人には何が何やらわからないかもしれません。私は原作を読んでますが、この作品は原作とは随分と違っていたりもします。

湾岸にて。クラブ バビロン付近。
駐車場のクルマが海側から襲われています。大騒ぎになります。

近くには建設中の備蓄倉庫があります。
ここが何やら非常事態になってます。電源が落ちる。

付近にいたパトカーに備蓄倉庫に急行せよと無線が入る。
ちょうど便乗していた刑事2人も備蓄倉庫行きになる。これは偶然でした。

備蓄倉庫にて。
真っ暗な内部には何やらいたりします。
まずはお巡りがやられて食われます。残りは必死こいて逃げる。
秦刑事は偶然にホイストの運転室に逃げ込みます。照明が点いたので怪物は逃げる。
久住刑事は足が不自由なのに追われて必死で逃げる。
警備員は電動非常ドアを次々閉じる。ドアに挟まれてる怪物。
ドアのカードキーで手間取ってるとこで警備員が食われます。
倉庫全体の照明が回復します。コンテナの影に隠れる怪物。
秦刑事は久住刑事に合図してホイストのコンテナ吊り治具に捕まって逃げろと合図する。そうする久住刑事ですが危ないとこを何とか逃げ切りました。
そんなわけで助かったのは刑事2人だけ。

怪獣の方は、ディスコの駐車場のクルマが襲い、近くの巨大倉庫が襲ってました。
たまたまパトカーで移動中の刑事コンビが倉庫に入ることになりそこで怪獣と遭遇したわけです。
この怪獣はあまり大きくなくて全長15メートル?位で人も喰います。これは怖いです。明るさが苦手となっているのはこの手の怪獣での定番の弱点です。
不自由な身体で走ったり飛んだりしてようやく怪獣から逃れる久住刑事。よく生き残れています。スリル満点でした。

電車にて。
新聞の見出しのシーンです。備蓄基地が・・・

警察にて。
久住刑事の上司は事なかれ主義で乗り気ではない。

秦刑事はクルマで移動中。
証拠の肉片を警察の科学研究所以外で調べてもらうためです。
同行してる警察の科学研究所の研究員は不満たらたらです。
3ヶ所ぐらい回るようです。

赤いクルマがあるところに来てます。
そうなるとここは東都生物医学研究所です。

偶然に岬冴子と会ってる秦刑事。話し込む。
家族の写真が旦那に娘。子持ちなのかと微妙な感じの秦刑事。
用事の内容を聞いてあなたは警察なのねと岬冴子。

栗栖所長と岬冴子。
細胞を顕微鏡で確認する岬冴子。何故か笑みを浮かべる。

それから色々と細かい事件がおこったようです。

遊園地にて。
久住刑事と後藤隊長がコンタクトしてます。
観覧車に乗って打ち合わせになってます。
菱井製の海底作業レイバーの超電導モーターはシャフト製だとか。
ここで超電導モーターコケシのギャグが入る。

後藤隊長も途中でようやく登場。久住刑事の知り合いとのことです。
『第三の男』(1949年)のごとく観覧車に乗って会話をします。超電導モーターに引っかけた後藤隊長のオヤジギャグがあります。

社団法人かずさ研究所にて。
機動隊が突入しています。研究室に何かがいる。
研究員を天井裏に引き込んでいる。これはビックリの機動隊。

警察にて。
会議です。無用な混乱を避けるため、この件は隠蔽することになる。
先ほどの件は液体窒素で処理出来たとか。

科警研の岸田。メガネの若い男が説明をしてる。
これは癌細胞を元にした物で人為的操作の可能性がある。

資料室にて。
ニシワキセルを調べてる刑事2人。

東都生物医学研究所にて。
栗栖所長、宮丿森研究員、岬冴子の3人がそろってます。
ほっとけば死ぬはずなのに何故生きてる?と栗栖所長。
それは岬冴子が内緒で癌細胞を組み込み、自己崩壊プログラムが省いたからです。

東京湾にて。
自衛隊の輸送機が移動中。自衛艦も出動してます。
潜水艇が出動してます。ちゃんと人が乗ってます。

海底には何かいます。
レイバーの外殻を使ってる怪物。ヤドカリのバリエーションです。

東都生物医学研究所にて。
刑事2人が栗栖所長と宮丿森研究員から聞き込みをしています。
アッサリと引き上げる久住刑事と秦刑事。

帰りの久住刑事と秦刑事。
奴らは真っ黒だと久住刑事。機嫌がいい。

警察にて。
上司と掛け合う久住刑事。
圧力があったことを内緒で言う上司。そんなわけでもう少し調べることになる。

公衆電話にて。
岬冴子に電話してる秦刑事。テレホンカードの度数表示が見えます。

久住刑事は西脇博士の死因を調べてます。
聞き込みのシーンが続きます。空振りばかりのようです。

墓場にて。
西脇家の墓に接近する久住刑事。いきなり走る。
赤いクルマが走り去る。墓には花と線香が供えられていた。

久住刑事の自宅にて。
久住刑事の家に行く秦刑事。
聞くのはLPレコードだけ。CDはダメだと言ってる久住刑事。
岬冴子の資料を秦刑事に見せる久住刑事。旧姓西脇の岬冴子。
あの人は犯人ではありませんと主張する秦刑事。
そんなこんなで岬冴子のことで口論になってます。

久住刑事はクラシックのレコードを山ほど所持しています。
アナログ盤のレコードにこだわるのが伏線になっているのですね。なるほど。
容疑者?岬冴子のことで口論となります。私が愛しているから彼女はシロですといった感じの秦刑事です。こういうのは映画的で好きだな。

東都生物医学研究所にて。
黒幕の依頼人が来てます。最新サンプルを受け取ってます。
ついでに栗栖所長に休養を勧めている依頼人。実質強要です。
そんなわけで依頼人が帰ったあとで激怒してる栗栖所長。

大学にて。
岬冴子のロッカーを調べてる秦刑事。
あの大きいトランクがあります。中身は有力な証拠になる。

岬冴子の自宅アパートにて。
管理人にドアを開けさせてる秦刑事。
中は空っぽです。鍵のかかった部屋を開けると壁一面には女の子の写真がある。

図書館にて。
調べ物をしてる久住刑事。携帯電話が鳴って顰蹙を買ってます。

外にて。
お巡りからクラブで使っていたのはCDではなくアナログのLPレコードだったと聞く久住刑事。

実家の岬家にて。
秦刑事が来てます。岬冴子からの預かった物があると渡されます。
ビデオが流れます。ピアノの弾く女の子。

容疑者?岬冴子の捜査活動で死んだ夫の実家へ行く秦刑事。
夫を事故で亡くした岬冴子は娘もガンで亡くしたと知ります。ここで岬冴子から秦刑事にあてた品物を受け取ったようです。全然気がつかなかった。

警察にて。科警研です。
久住刑事の指示でDATの音を調べています。どうやら重要な周波数が判明したようです。
岬冴子が限りなく黒に近くなってガックリしてる秦刑事と合流する久住刑事。

DATテープのピアノの音を調べる久住刑事。
ここで怪獣はある周波数に引きつけられていると推測してます。
周波数が上下でカットされているCDではダメとなっています。一応ロジックは通っています。

警視庁にて。会議です。
怪物への対抗武器の弾丸は1発しかないと定番の設定になってます。
久住刑事が乱入しています。
対策会議が行われて怪獣を埋め立て地の野外コンサート会場に誘い込んで特車二課がこれ1発のみの特殊弾を打ち込んで退治することになります。

スタジアムにて。
ここを当局が徴発してるらしい。外人スタッフがファックワードを連発してる。
そんなわけで怪物をこのスタジアムにおびき寄せるようです。
先ほどの久住刑事は怪物が必ずおびき寄せられる周波数を知らせに来たようです。

会議とは違い実際には状況は次々と変わり、死んだ娘のピアノ演奏そのものでおびき寄せることになります。風変わりな感じで盛り上げています。

そんなわけでもう怪物をおびき寄せてます。
潜水艇から周波数を発して怪物が追ってます。

スタジアム付近は封鎖されてます。
岬冴子の赤いクルマは渋滞にハマってる。

いよいよ特車2課第2小隊が出動となります。
1発のみの弾丸を受け取ってます。

渋滞にて。
秦刑事が岬冴子とコンタクトしています。
秦刑事が乗ってクルマでスタジアムまで移動してます。

スタジアムにて。
偉そうな若い男は東都生物医学研究所の依頼人でもあるのか?そんな感じ。
この若い男はアメリカ側のボスらしい。

岬冴子と秦刑事の話しと怪物をおびき寄せるシーン。
これがカットバックしてます。

運河から上陸してる怪物。
レイバーの超電導モーターが作動した状態で置いてあるのか?
そこにおびき寄せられてる怪物。

スタジアムにて。
ここで流れるのは女の子のピアノ演奏です。おびき寄せられる怪物。
いよいよ怪物がスタジアム内に入ってきます。
レイバー2体を怪物と対峙する。格闘アクションとなります。

リボルバーに怪物が噛みついたとこで弾丸が発射されます。
これと同時に岬冴子を転落する。岬冴子の腕を掴む秦刑事。

陸上自衛隊のヘリコプターが降下してきます。
火炎放射器部隊が怪物を焼き払う。
火炎放射器のシーンはアニメ屋さんの悪いパターンで実写の『地球防衛軍』(1957年)からそのままコピーしたようです。あまり変えていないような。
引用というのはオリジナルを見ます。眼から脳に入り形を変えて何らかの表現がされると普通は思いますが、そのままが多いのです。それでは頭の中には脳ではなくコピー機が入ってるだけですよ。しっかりしなさい。

これは予定外だと抗議する後藤隊長。
最初からそうなんだとボス。

ついに手を放してしまう秦刑事。落下する岬冴子は死に至る。
久住刑事は現場に駆けつけられず。

東京湾の俯瞰シーンになります。
東京レインポーブリッジや湾岸道路等が正確に描写されてます。

エピローグ。
モニターにて。2チャンネルの書き込み画面が入ります。
ビル街。住宅街のシーンが入る。

杖がいらなくなった久住刑事とスーツ姿の後藤隊長。
アイスを食べてます。

お墓にて。
西脇家の墓に入ってる岬冴子。
岬の両親と秦刑事が来てます。

ビル街の俯瞰シーン。
エンドとなります。

クライマックスではまた絶叫芝居でもやらかすのかと見てて心配していました。
しかし、ここは出来るだけセリフを削っていたのでビックリしました。これでいいじゃないですか。
絶叫芝居に関しては押井守監督の前2作より抑え目になってて、この点はこの作品の方が優れています。

そんなわけで意外とよく出来ています。
押井守監督が抜けて出来が悪いと思っていたのでビックリしました。結構な力作でした。
ところでレイバーだけど、実はユンボで十分なような気がする。現実ではレイバーはいらないと思える。


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