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2005.07.03

『ギャンブル・プレイ』

これはニール・ジョーダン監督のクライムサスペンスです。キャストがシブイのがいいところです。妙に目立つ新人女優さんも見どころです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2002年 アライアス・アトランティス・プロ/フォックス・サーチライト・ピクチャーズ フランス=英国=アイルランド=カナダ作品
原題◆The Good Thief
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はまあまあ。これはビデオ撮りなの?そのせいなのかシーンの終わりが何故かストップモーションになっています。非常に見苦しいです。こまったものです。
プロット 泥棒しようとしたら違う方で儲ける話しのようです。
音楽 エリオット・ゴールデンサール

キャスト
ニック・ノルティ→ギャンブラーのボブ
ナッサ・クヒアニチェ→若い17歳のアン
チェッキー・カリョ→ロジェ刑事
ジェラール・ダルモン→初老のラウル
エミール・クストリッツァ→防犯設計のウラジミール
サイード・タグマウイ→若いポーロ
レイフ・ファインズ→故買画商のトニー・エンジェル

ニール・ジョーダン監督の演出はよいと思います。
珍しくジョーダン監督作品常連俳優のスティーブン・レイが出ていません。

酒場兼カジノ兼色々の店にて。リビエラらしい。ニースではないのか。
いい歳こいてヤクを打っているニック・ノルティ扮するギャンブラーのボブ。
洗面所でナッサ・クヒアニチェ扮する店の女の子アンに素数の講義をします。
店内に戻ったとこでチェッキー・カリョ扮するロジェ刑事が手入れとなり一騒ぎとなります。ここでヤクの売人が外国人なので通訳するボブです。

ロジェ刑事と話しをするボブ。
ピカソの話しをするボブ。ロジェ刑事はボブには好意的となっています。

酒場のレミにケンカを売って店の女の子アンのパスポートをくすねてアンを店から連れ出すボブです。ホテルから出てきたアンを家に連れて帰ります。
シトロエンに乗っているボブ。
家にはサイード・タグマウイ扮する若いポーロが同居しています。

競馬場にて。
アンのことでレミと揉めるボブです。
ここは家のアンと競馬場がカットバックになっています。
ジェラール・ダルモン扮する古くからの知り合いの初老のラウルと話しをするボブ。元泥棒らしいボブです。

ラウルがボブをモンテカルロに連れていきます。
仕事の話しとなります。目的のカジノは日系企業経営となっているようです。
盗む予定の絵を見ます。日本企業が大金で買ったということです。何となく設定がバブルの頃のような。

帰宅して仕事のためにヤクを絶つ訓練に入るボブ。
アンがちょっかいを出したりします。

ボブを尾行するロジェ刑事。
カーチェイスになると思ったらロジェ刑事が事故ってあっさりと終わります。レッカー車を呼ぶついでに話し込みます。

仕事の計画を仲間に話すボブ。
F1の前夜に決行とのことですが結局F1の映像は登場せず。使用料が高いからでしょう。

仕事の準備でエミール・クストリッツァ扮するカジノの防犯設計者のウラジミールに会いに行きます。
このキャラはロック中年。仕事場にはギターサウンドにレーザー光線となっています。分け前は半分とウラジミール。

アンを家から出してポーロが連れていきます。

レイフ・ファインズ扮する画商のトニー・エンジェルと会うボブ。
ボブ秘蔵のピカソの絵を売ります。唐突に登場のレイフ・ファインズです。これは何か重要のキャラなのかとなります。

仲間を集めます。色々といます。
この辺は泥棒物のルーティンな描写となっています。

ボブを尾行するロジェ刑事。
教会にて、よい泥棒の話をするボブ。原題のことです。これは重要な伏線なのかと思えますが、実はそうでもなかったりします。

カジノを偵察するボブ。
ポーロは絵の写真を撮っていました。

カジノ内部に入るウラジミール。
ペンに仕込んだカメラで外のボブ達に映像を送ります。

カジノ内部には日本間を作ってあったりしますが、ホントはこんなことをしないでしょう。日本人が外国に行ったら日本のことを隠そうとするのでは?必要なのは会社に対する忠誠心だけでしょう。

双子がこの件に絡んできます。
マジなのか冗談なのかよくわからん描写です。

アンから事情を聞く店のレミ。
アパートまで送ります。帰宅したポーロにあることないことを吹き込むレミ。本気にしたポーロはサイードを殺しに出かけます。

ロジェ刑事に報告中のサイードはポーロに撃たれて死に至ります。
目撃者を買って出るレミ。上手く立ち回ろうとしています。結局このキャラはそんなに重要ではなかったようです。

仕事の支障が出てボブは怒りポーロにサンレモまで行けと命令します。
クルマで去るポーロですが勝手に引き返し双子と合流します。

アンはボブの家に戻っています。
そこに偽物を掴まされたと画商が手下1人と乗り込んできます。
月曜までにカネを返せと迫ります。レイフ・ファインズの出番はこれで終わりです。それにしても何で出たんだ?

アンにドレスを買ってやるボブ。
着飾ってカジノに乗り込むためのドレスです。

カジノは入るボブとアン。ボブはカジノで囮のようです。アンは幸運のお守りのようなものか?
他の連中は仕事にかかります。90db以上にならないように仕事をしています。
警察をカジノの周りを固めています。
この辺はカジノは地下で仕事中のカットバックになっています。

カジノではルーレットからカードで賭けまくり儲けるボブ。
仕事の方はガスのバルブが取れたりして上手くいかないようです。

そんなこんなでカジノの金庫は空でしたという落ちでした。
損をしたのは日本の企業だけのようです。でも保険をかけているから誰も損はしなったということか。
そんなわけで後味よく終わります。


ニック・ノルティは扱いにくい俳優のようですが、この作品を見てる限り普通の出来でした。
ブチ切れ悪徳刑事役だと思ったチェッキー・カリョですが、これが全く違うまともな刑事でした。これはビックリでしかも魅力的に演じてキャラにバッチリ合っています。たいしたもんだ。
ボブの相棒になる初老のラウルを演じるジェラール・ダルモンは白髪のシブイオヤジです。初めて見るけど一目でいい俳優だとわかります。
突然出てきたレイフ・ファインズは重要なキャラかと思ったらそうでもなかった。何でこの作品に出たの?となります。
中年ロッカーを演じるエミール・クストリッツァは映画監督のエミール・クストリッツァです。ジョニー・デップ主演の不思議なドラマ『アリゾナ・ドリーム』(92年)は見ています。面白かったです。

初めて見る女優さんナッサ・クヒアニチェはどこから見つけてきたのか非常に魅力的です。ニック・ノルティと一緒に映っていても見劣りがしない。女優さんの魅力というか威力がわかります。
ショートボブのヘアスタイルが素敵です。


ニール・ジョーダン監督にしては普通の娯楽作でした。これで次作の製作資金でも集める気だったのかと思ってしまいます。
この邦題はあまりやる気がないような。まあ結末からすると合ってはないわけではないけど。
そんなわけで後味のいいプログラム・ピクチャーの娯楽作品となっています。よい作品です。

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